論文の概要: Breaking absolute separability with quantum switch
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.04819v1
- Date: Sat, 7 Oct 2023 14:14:55 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-10-12 15:30:13.887621
- Title: Breaking absolute separability with quantum switch
- Title(参考訳): 量子スイッチによる絶対分離性破壊
- Authors: Sravani Yanamandra, P V Srinidhi, Samyadeb Bhattacharya, Indranil
Chakrabarty, Suchetana Goswami
- Abstract要約: 我々は、大域的ユニタリ上でのアンシラ量子ビットによって制御される量子スイッチの作用が、AS状態のこのロバスト性を損なうことを示した。
スイッチング操作下での凸集合からAS状態を取り出すことは、常に可能であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Absolute separable (AS) quantum states are those states from which it is
impossible to create entanglement, even under global unitary operations. It is
known from the resource theory of non-absolute separability that the set of
absolute separable states forms a convex and compact set, and global unitaries
are free operations. We show that the action of a quantum switch controlled by
an ancilla qubit over the global unitaries can break this robustness of AS
states and produce ordinary separable states. First, we consider bipartite
qubit systems and find the effect of quantum switch starting from the states
sitting on the boundary of the set of absolute separable states. As particular
examples, we illustrate what happens to modified Werner states and Bell
diagonal (BD) states. For the Bell diagonal states, we provide the structure
for the set of AS BD states and show how the structure changes under the
influence of a switch. Further, we consider numerical generalisation of the
global unitary operations and show that it is always possible to take AS states
out of the convex set under switching operations. We also generalised our
results in higher dimensions.
- Abstract(参考訳): 絶対分離可能な(as)量子状態は、大域的なユニタリ操作の下でも絡み合うことができない状態である。
非絶対分離性の資源理論から、絶対分離状態の集合が凸かつコンパクトな集合を形成し、大域的ユニタリが自由操作であることが知られている。
グローバルユニタリ上のアンシラキュービットによって制御される量子スイッチの動作は、as状態の強固さを壊し、通常の分離可能な状態を生成することができる。
まず、二部量子ビット系を考察し、絶対分離状態の集合の境界上にある状態から始まる量子スイッチの効果を見出す。
特に、修正ワーナー状態とベル対角 (BD) 状態に何が起こるかを説明する。
ベル対角状態に対しては、AS BD状態の集合の構造を提供し、スイッチの影響下で構造がどのように変化するかを示す。
さらに,大域ユニタリ操作の数値的一般化を考察し,スイッチング操作下での凸集合から状態を取り出すことは常に可能であることを示す。
結果も高次元で一般化した。
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