論文の概要: Maximum Entropy Principle as Postulate of Quantum Mechanics
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2311.04893v3
- Date: Fri, 16 Feb 2024 04:54:40 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-02-19 20:10:21.522466
- Title: Maximum Entropy Principle as Postulate of Quantum Mechanics
- Title(参考訳): 量子力学の仮定としての最大エントロピー原理
- Authors: Alexei V. Tkachenko
- Abstract要約: 我々は、波動関数崩壊(WFC)は量子力学理論の論争的な側面のままであると主張する。
我々は、WFCとボルンの確率則の両方を除外した修正されたQM仮定を導入する。
この定式化の中で、WFCとボルンの規則は共に新しい性質となる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Even a century after the formulation of Quantum Mechanics (QM), the wave
function collapse (WFC) remains a contentious aspect of the theory.
Environment-induced decoherence has offered a partial resolution by
illustrating how unitary evolution in an open quantum system can lead to
effective WFC within its components. However, this approach by itself does not
lead to a fully self-consistent reformulation of QM. We introduce a modified
set of QM postulates, which exclude both WFC and Born's probability rule. They
are replaced with the Maximum Entropy Principle, a weaker postulate that
specifies conditional probabilities for mutually compatible observations.
Within this formulation, both WFC and Born's rule become emerging properties.
- Abstract(参考訳): 量子力学(QM)の定式化から1世紀も経っても、波動関数崩壊(WFC)は理論の論争的な側面のままである。
環境誘起デコヒーレンス(英語版)は、オープン量子システムにおけるユニタリ進化が、そのコンポーネント内の効果的なwfcにどのようにつながるかを示すことによって、部分的な解決を提供する。
しかし、このアプローチ自体がQMの完全自己整合的な再構成につながるわけではない。
我々は、WFCとボルンの確率則の両方を除外した修正されたQM仮定を導入する。
最大エントロピー原理(英: Maximum Entropy Principle)は、相互に互換性のある観測のための条件付き確率を示す、より弱い仮定である。
この定式化の中で、WFCとボルンの規則は共に新しい性質となる。
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