論文の概要: Haptic in-sensor computing device made of carbon nanotube-polydimethylsiloxane nanocomposites
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.03958v1
- Date: Thu, 6 Jun 2024 11:05:49 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-07 15:10:00.896130
- Title: Haptic in-sensor computing device made of carbon nanotube-polydimethylsiloxane nanocomposites
- Title(参考訳): カーボンナノチューブ-ポリジメチルシロキサンナノコンポジットを用いたハプティックインセンサー・コンピューティング装置
- Authors: Kouki Kimizuka, Saman Azhari, Shoshi Tokuno, Ahmet Karacali, Yuki Usami, Shuhei Ikemoto, Hakaru Tamukoh, Hirofumi Tanaka,
- Abstract要約: 本研究では,犠牲テンプレート法を用いて階層構造を有する触覚センサの試作に成功した。
我々は入力刺激を高次元情報に変換し,CNTs-PDMSナノコンポジットの新たな経路を実現する。
このアプローチは、計算コストを削減しつつ、ロボットの触覚を高めることができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The importance of haptic in-sensor computing devices has been increasing. In this study, we successfully fabricated a haptic sensor with a hierarchical structure via the sacrificial template method, using carbon nanotubes-polydimethylsiloxane (CNTs-PDMS) nanocomposites for in-sensor computing applications. The CNTs-PDMS nanocomposite sensors, with different sensitivities, were obtained by varying the amount of CNTs. We transformed the input stimuli into higher-dimensional information, enabling a new path for the CNTs-PDMS nanocomposite application, which was implemented on a robotic hand as an in-sensor computing device by applying a reservoir computing paradigm. The nonlinear output data obtained from the sensors were trained using linear regression and used to classify nine different objects used in everyday life with an object recognition accuracy of >80 % for each object. This approach could enable tactile sensation in robots while reducing the computational cost.
- Abstract(参考訳): 触覚インセンサー・コンピューティング・デバイスの重要性が高まっている。
本研究では,炭素ナノチューブ-ポリジメチルシロキサン(CNTs-PDMS)ナノコンポジットを用いて,階層構造を有する触覚センサの試作に成功した。
CNTs-PDMSナノコンポジットセンサの感度はCNTの量によって異なる。
我々は、入力刺激を高次元情報に変換し、貯水池計算パラダイムを適用して、ロボットハンドで実装したCNTs-PDMSナノコンポジットアプリケーションのための新しい経路を可能にする。
センサから得られる非線形出力データは, 線形回帰を用いてトレーニングし, 日常で使用する9つの異なる物体を, 物体の認識精度が80%以上で分類した。
このアプローチは、計算コストを削減しつつ、ロボットの触覚を高めることができる。
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