論文の概要: ON-OFF Neuromorphic ISING Machines using Fowler-Nordheim Annealers
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.05224v1
- Date: Fri, 7 Jun 2024 19:18:09 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-11 22:45:56.340324
- Title: ON-OFF Neuromorphic ISING Machines using Fowler-Nordheim Annealers
- Title(参考訳): Fowler-Nordheimアニールを用いたオンオフ型ニューロモルフィックISINGマシン
- Authors: Zihao Chen, Zhili Xiao, Mahmoud Akl, Johannes Leugring, Omowuyi Olajide, Adil Malik, Nik Dennler, Chad Harper, Subhankar Bose, Hector A. Gonzalez, Jason Eshraghian, Riccardo Pignari, Gianvito Urgese, Andreas G. Andreou, Sadasivan Shankar, Christian Mayr, Gert Cauwenberghs, Shantanu Chakrabartty,
- Abstract要約: 本稿では,Ising問題の基底状態への収束を確保するために設計されたニューロモルフィックアーキテクチャであるNeuroSAを紹介する。
我々は,NeuroSAをSpiNNaker2プラットフォーム上で実装し,提案したアーキテクチャを標準的なニューロモルフィック・アクセラレーションプラットフォームにマッピングする可能性を強調した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.5641369493712975
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/
- Abstract: We introduce NeuroSA, a neuromorphic architecture specifically designed to ensure asymptotic convergence to the ground state of an Ising problem using an annealing process that is governed by the physics of quantum mechanical tunneling using Fowler-Nordheim (FN). The core component of NeuroSA consists of a pair of asynchronous ON-OFF neurons, which effectively map classical simulated annealing (SA) dynamics onto a network of integrate-and-fire (IF) neurons. The threshold of each ON-OFF neuron pair is adaptively adjusted by an FN annealer which replicates the optimal escape mechanism and convergence of SA, particularly at low temperatures. To validate the effectiveness of our neuromorphic Ising machine, we systematically solved various benchmark MAX-CUT combinatorial optimization problems. Across multiple runs, NeuroSA consistently generates solutions that approach the state-of-the-art level with high accuracy (greater than 99%), and without any graph-specific hyperparameter tuning. For practical illustration, we present results from an implementation of NeuroSA on the SpiNNaker2 platform, highlighting the feasibility of mapping our proposed architecture onto a standard neuromorphic accelerator platform.
- Abstract(参考訳): 本稿では,Fowler-Nordheim (FN) を用いた量子力学トンネルの物理によって制御されるアニーリング法を用いて,イジング問題の基底状態への漸近収束を確実にするためのニューロモルフィックアーキテクチャであるNeuroSAを紹介する。
NeuroSAのコアコンポーネントは、一対の非同期ON-OFFニューロンからなり、古典的シミュレートされたアニール(SA)ダイナミクスを統合と発火(IF)ニューロンのネットワークに効果的にマッピングする。
各ON-OFFニューロン対の閾値はFNアニールにより適応的に調整され、特に低温でのSAの最適脱出機構と収束を再現する。
ニューロモルフィックIsingマシンの有効性を検証するため,様々なベンチマークMAX-CUT組合せ最適化問題を系統的に解決した。
複数回にわたって、NeuroSAは、グラフ固有のハイパーパラメータチューニングなしで、高い精度(99%以上)で最先端レベルにアプローチするソリューションを一貫して生成する。
実例として,我々はNeuroSAをSpiNNaker2プラットフォーム上で実装し,提案したアーキテクチャを標準的なニューロモルフィック・アクセラレーションプラットフォームにマッピングする可能性を強調した。
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