論文の概要: Infusing Emotions into Task-oriented Dialogue Systems: Understanding, Management, and Generation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2408.02417v1
- Date: Mon, 5 Aug 2024 12:21:04 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-08-06 13:37:05.821862
- Title: Infusing Emotions into Task-oriented Dialogue Systems: Understanding, Management, and Generation
- Title(参考訳): タスク指向対話システムへの感情注入:理解・管理・生成
- Authors: Shutong Feng, Hsien-chin Lin, Christian Geishauser, Nurul Lubis, Carel van Niekerk, Michael Heck, Benjamin Ruppik, Renato Vukovic, Milica Gašić,
- Abstract要約: 感情は人間のコミュニケーションには不可欠であるが、タスク指向対話(ToD)モデリングでは見過ごされがちである。
本研究では,完全なToD処理ループに感情を組み込み,理解,管理,生成を行う。
提案手法がユーザの感情経験とタスク成功を著しく向上させることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 6.377334634656281
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Emotions are indispensable in human communication, but are often overlooked in task-oriented dialogue (ToD) modelling, where the task success is the primary focus. While existing works have explored user emotions or similar concepts in some ToD tasks, none has so far included emotion modelling into a fully-fledged ToD system nor conducted interaction with human or simulated users. In this work, we incorporate emotion into the complete ToD processing loop, involving understanding, management, and generation. To this end, we extend the EmoWOZ dataset (Feng et al., 2022) with system affective behaviour labels. Through interactive experimentation involving both simulated and human users, we demonstrate that our proposed framework significantly enhances the user's emotional experience as well as the task success.
- Abstract(参考訳): 感情は人間のコミュニケーションには欠かせないが、タスク指向対話(ToD)モデリングではしばしば見過ごされる。
既存の研究は、一部のToDタスクでユーザー感情や同様の概念を探求してきたが、完全なToDシステムに感情をモデリングしたり、人間やシミュレーションユーザーとのインタラクションを行ったりすることは、これまでなかった。
本研究では,完全なToD処理ループに感情を組み込み,理解,管理,生成を行う。
この目的のために、EmoWOZデータセット(Feng et al , 2022)をシステムの感情行動ラベルで拡張する。
シミュレーションと人間の両方のユーザによるインタラクティブな実験を通じて,提案手法がユーザの感情体験とタスク成功を著しく向上させることを示す。
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