論文の概要: Rectification in Nonequilibrium Steady States of Open Many-Body Systems

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2009.00838v3
• Date: Tue, 24 Nov 2020 03:51:45 GMT
• ステータス: 処理完了
• システム内更新日: 2023-05-04 01:11:24.511371
• Title: Rectification in Nonequilibrium Steady States of Open Many-Body Systems
• Title（参考訳）: 開多体系の非平衡定常状態における整流
• Authors: Kazuki Yamamoto, Yuto Ashida, and Norio Kawakami
• Abstract要約: 本研究では, 多粒子系と非平衡浴の変換不変結合が粒子電流の整合にどのように用いられるかを検討した。 我々は、顕微鏡ハミルトニアンの反転対称性と時間反転対称性が破られた場合、リンドブラッド作用素が相互に作用すると一方向の粒子輸送が起こることを示した。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
• License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
• Abstract: We study how translationally invariant couplings of many-particle systems and nonequilibrium baths can be used to rectify particle currents, for which we consider minimal setups to realize bath-induced currents in nonequilibrium steady states of one-dimensional open fermionic systems. We first analyze dissipative dynamics associated with a nonreciprocal Lindblad operator and identify a class of Lindblad operators that are sufficient to acquire a unidirectional current. We show that unidirectional particle transport can in general occur when a Lindblad operator is reciprocal provided that the inversion symmetry and the time-reversal symmetry of the microscopic Hamiltonian are broken. We demonstrate this mechanism on the basis of both analytical and numerical approaches including the Rashba spin-orbit coupling and the Zeeman magnetic field.
• Abstract（参考訳）: 本研究では, 1次元オープンフェルミオン系の非平衡定常状態における浴誘導電流を実現するための最小設定を考えるため, 多粒子系と非平衡浴の並進不変結合が粒子電流の整流にどのように役立つかを検討する。 まず,非逆リンドブラッド作用素に関連する散逸ダイナミクスを分析し,一方向電流を得るのに十分なリンドブラッド作用素のクラスを同定する。 我々は、顕微鏡ハミルトニアンの反転対称性と時間反転対称性が破られた場合、リンドブラッド作用素が相反するときに一方向粒子輸送が一般的に起こることを示す。 この機構は,rashbaスピン軌道結合とゼーマン磁場を含む解析的および数値的アプローチの両方に基づいて実証する。

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