論文の概要: Pseudo Entropy in Free Quantum Field Theories
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2011.09648v2
- Date: Wed, 13 Jan 2021 02:59:45 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-23 17:24:10.303522
- Title: Pseudo Entropy in Free Quantum Field Theories
- Title(参考訳): 自由量子場理論における擬似エントロピー
- Authors: Ali Mollabashi, Noburo Shiba, Tadashi Takayanagi, Kotaro Tamaoka, and
Zixia Wei
- Abstract要約: 我々は、場の理論において普遍であると推測する擬似エントロピーの2つの新しい性質を予想する。
数値計算の結果, 擬似エントロピーは新しい量子秩序パラメータとして機能することが示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Pseudo entropy is an interesting quantity with a simple gravity dual, which
generalizes entanglement entropy such that it depends on both an initial and a
final state. Here we reveal the basic properties of pseudo entropy in quantum
field theories by numerically calculating this quantity for a set of
two-dimensional free scalar field theories and the Ising spin chain. We extend
the Gaussian method for pseudo entropy in free scalar theories with two
parameters: mass $m$ and dynamical exponent $z$. This computation finds two
novel properties of Pseudo entropy which we conjecture to be universal in field
theories, in addition to an area law behavior. One is a saturation behavior and
the other one is non-positivity of the difference between pseudo entropy and
averaged entanglement entropy. Moreover, our numerical results for the Ising
chain imply that pseudo entropy can play a role as a new quantum order
parameter which detects whether two states are in the same quantum phase or
not.
- Abstract(参考訳): 擬似エントロピーは単純な重力双対を持つ興味深い量であり、初期状態と最終状態の両方に依存するように絡み合いエントロピーを一般化する。
ここでは,2次元自由スカラー場理論とイジングスピン鎖の組に対する数値計算により,量子場理論における擬似エントロピーの基本特性を明らかにする。
自由スカラー理論における擬エントロピーのガウス法を2つのパラメータで拡張する: mass $m$ と dynamical exponent $z$。
この計算は、面積法則の振る舞いに加えて、場の理論において普遍的であると推測する擬似エントロピーの2つの新しい性質を見出す。
1つは飽和挙動であり、もう1つは擬エントロピーと平均エンタングルメントエントロピーの差の非正則である。
さらに,Ising連鎖の数値計算結果から,擬似エントロピーは2つの状態が同じ量子相であるか否かを検出する新しい量子秩序パラメータとして機能することが示された。
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