論文の概要: Limitations on sharing Bell nonlocality between sequential pairs of
observers
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2102.11574v3
- Date: Fri, 4 Jun 2021 12:26:04 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-10 03:43:58.445003
- Title: Limitations on sharing Bell nonlocality between sequential pairs of
observers
- Title（参考訳）: 連続観測者間のベル非局所性共有の限界
- Authors: Shuming Cheng, Lijun Liu, Travis J. Baker, and Michael J. W. Hall
- Abstract要約: 2つのキュービットは、双方の側にある複数の独立観測者の間でベル非局所性を生成するためにリサイクルできない。
我々は, 幅広いパラメータの両面のリサイクルを除外する「一方のモノガミー関係」を導出する。
我々の手法は、ステアリングや絡み合いなど、他の種類の量子相関にも容易に適用できる。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.4024850952459758
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We give strong analytic and numerical evidence that, under mild measurement
assumptions, two qubits cannot both be recycled to generate Bell nonlocality
between multiple independent observers on each side. This is surprising, as
under the same assumptions it is possible to recycle just one of the qubits an
arbitrarily large number of times [P. J. Brown and R. Colbeck, Phys. Rev. Lett.
125, 090401 (2020)]. We derive corresponding 'one-sided monogamy relations'
that rule out two-sided recycling for a wide range of parameters, based on a
general tradeoff relation between the strengths and maximum reversibilities of
qubit measurements. We also show if the assumptions are relaxed to allow
sufficiently biased measurement selections, then there is a narrow range of
measurement strengths that allows two-sided recycling for two observers on each
side, and propose an experimental test. Our methods may be readily applied to
other types of quantum correlations, such as steering and entanglement, and
hence to general information protocols involving sequential measurements.
- Abstract（参考訳）: 解析的および数値的な証拠として、軽度な測定仮定の下では、2つのキュービットはリサイクルされず、両側の複数の独立観測者の間でベル非局所性を生成する。
同じ仮定の下では、任意の数のキュービット(P. J. Brown and R. Colbeck, Phys. Rev. 125, 090401 (2020)))の1つだけを任意にリサイクルすることが可能である。
我々は, 量子ビット測定の強度と最大可逆性の間の一般的なトレードオフ関係に基づいて, 幅広いパラメータの両側のリサイクルを除外する「一方のモノガミー関係」を導出する。
また, 仮定が緩和されて十分な偏りのある測定選択が可能かを示すとともに, 両面の観察者に対して両面のリサイクルが可能な測定強度の幅が狭いこと, 実験実験を提案する。
本手法は、ステアリングや絡み合いなどの他の種類の量子相関に容易に適用でき、従って逐次測定を含む一般的な情報プロトコルにも適用できる。
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