論文の概要: Out-of-time-order correlations and the fine structure of eigenstate
thermalisation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.01161v4
- Date: Fri, 17 Sep 2021 14:31:20 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-09 14:35:27.896806
- Title: Out-of-time-order correlations and the fine structure of eigenstate
thermalisation
- Title(参考訳): 固有状態熱化の時間外相関と微細構造
- Authors: Marlon Brenes, Silvia Pappalardi, Mark T. Mitchison, John Goold and
Alessandro Silva
- Abstract要約: 量子情報力学と熱化を特徴付けるツールとして、OTOC(Out-of-time-orderor)が確立されている。
我々は、OTOCが、ETH(Eigenstate Thermalisation hypothesis)の詳細な詳細を調査するための、本当に正確なツールであることを明確に示している。
無限温度状態における局所作用素の和からなる可観測物の一般クラスに対して、$omega_textrmGOE$の有限サイズスケーリングを推定する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 58.720142291102135
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Out-of-time-order correlators (OTOCs) have become established as a tool to
characterise quantum information dynamics and thermalisation in interacting
quantum many-body systems. It was recently argued that the expected exponential
growth of the OTOC is connected to the existence of correlations beyond those
encoded in the standard Eigenstate Thermalisation Hypothesis (ETH). We show
explicitly, by an extensive numerical analysis of the statistics of operator
matrix elements in conjunction with a detailed study of OTOC dynamics, that the
OTOC is indeed a precise tool to explore the fine details of the ETH. In
particular, while short-time dynamics is dominated by correlations, the
long-time saturation behaviour gives clear indications of an operator-dependent
energy scale $\omega_{\textrm{GOE}}$ associated to the emergence of an
effective Gaussian random matrix theory. We provide an estimation of the
finite-size scaling of $\omega_{\textrm{GOE}}$ for the general class of
observables composed of sums of local operators in the infinite-temperature
regime and found linear behaviour for the models considered.
- Abstract(参考訳): 時間外相関器(OTOC)は、相互作用する量子多体系における量子情報力学と熱化を特徴付けるツールとして確立されている。
近年、OTOCの指数関数的な成長は、標準固有状態熱化仮説(ETH)で符号化されたもの以上の相関の存在と関係していると論じられている。
演算子行列要素の統計量とOTOCダイナミクスの詳細な研究とを併用した広範な数値解析により、OTOCはETHの詳細な詳細を解明するための正確なツールであることを示す。
特に、短時間のダイナミクスは相関によって支配されるが、長期飽和挙動は、有効ガウスランダム行列理論の出現に関連する作用素依存エネルギースケール $\omega_{\textrm{goe}}$ を明確に示す。
無限温度環境における局所作用素の和からなる観測可能な一般クラスに対して,$\omega_{\textrm{goe}}$の有限サイズのスケーリングを推定し,検討したモデルに対して線形挙動を求める。
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