論文の概要: Kirkwood-Dirac nonclassicality, support uncertainty and complete
incompatibility
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2106.10017v1
- Date: Fri, 18 Jun 2021 09:18:40 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-26 08:25:18.125556
- Title: Kirkwood-Dirac nonclassicality, support uncertainty and complete
incompatibility
- Title(参考訳): Kirkwood-Dirac の非古典性、サポートの不確実性と完全非互換性
- Authors: Stephan De Bievre
- Abstract要約: d-次元ヒルベルト空間における2つの正規直交基底が与えられたとき、各状態のカークウッド・ディラック準確率分布を関連付ける。
KD非古典状態は量子力学と情報に量子的優位性をもたらすことが示されている。
基底が完全不整合であるとき、サポートの不確実性がその最小値 d+1 に等しくない状態は必ずしも KD-非古典的であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Given two orthonormal bases in a d-dimensional Hilbert space, one associates
to each state its Kirkwood-Dirac (KD) quasi-probability distribution.
KD-nonclassical states - for which the KD-distribution takes on negative and/or
nonreal values - have been shown to provide a quantum advantage in quantum
metrology and information, raising the question of their identification. Under
suitable conditions of incompatibility between the two bases, we provide sharp
lower bounds on the support uncertainty of states that guarantee their
KD-nonclassicality. In particular, when the bases are completely incompatible,
a notion we introduce, states whose support uncertainty is not equal to its
minimal value d+1 are necessarily KD-nonclassical. The implications of these
general results for various commonly used bases, including the mutually
unbiased ones, and their perturbations, are detailed.
- Abstract(参考訳): d-次元ヒルベルト空間に2つの正規直交基底が与えられると、各状態のカークウッド-ディラック(kd)準確率分布に関連付けられる。
KD-非古典状態 (KD-distribution) は負の値や非現実の値を持ち、量子力学や情報に量子的優位性をもたらすことが示され、その同定の疑問が提起されている。
2つの基底間の適合性の適切な条件の下では、KD-非古典性を保証する状態の支持不確実性について、鋭く低い境界を提供する。
特に、基底が完全に相容れないとき、我々が導入する概念では、支持の不確実性がその最小値 d+1 に等しくない状態は必ずしも KD-非古典的である。
これらの一般的な結果が、相互に偏りのないものや、その摂動など、広く使われている様々な基盤に対して意味する。
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