論文の概要: CP-violating Dashen phase transition in the two-flavor Schwinger model:
a study with matrix product states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2110.15642v2
- Date: Tue, 30 Nov 2021 14:38:41 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-09 22:58:31.917770
- Title: CP-violating Dashen phase transition in the two-flavor Schwinger model:
a study with matrix product states
- Title（参考訳）: 2フレーバーシュウィンガーモデルにおけるCP違反ダッデン相転移:行列積状態を用いた研究
- Authors: Lena Funcke, Karl Jansen, Stefan K\"uhn
- Abstract要約: 行列積状態を用いた2フレーバーシュウィンガーモデルのハミルトン格子定式化を数値的に研究する。
その結果,第2のフレーバー質量の絶対値が第1のフレーバー質量に近づく時点での相転移が示唆された。
我々のデータは、QCDにおけるCP違反ダッデン相転移の1+1Dアナログである2次遷移を示唆している。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We numerically study the Hamiltonian lattice formulation of the two-flavor
Schwinger model using matrix product states. Keeping the mass of the first
flavor at a fixed positive value, we tune the mass of the second flavor through
a range of negative values, thus exploring a regime where conventional Monte
Carlo methods suffer from the sign problem and may run into instabilities due
to zero modes. Our results indicate a phase transition at the point where the
absolute value of the second flavor mass approaches the first flavor mass. The
phase transition is accompanied by the formation of a fermion condensate, a
steep drop of the average electric field, and a peak in the bipartite
entanglement entropy. Our data hints at a second order transition, which is the
1+1D analog of the CP-violating Dashen phase transition in QCD.
- Abstract（参考訳）: 行列積状態を用いた2フレーバーシュウィンガーモデルのハミルトン格子定式化を数値的に研究する。
第1のフレーバーの質量を一定の正の値に保ちながら、第2のフレーバーの質量を負の値の範囲で調整し、従来のモンテカルロ法が符号問題に悩まされ、ゼロモードによって不安定に陥りうる体制を探る。
以上の結果から,第2フレーバー質量の絶対値が第1フレーバー質量に近づく点における相転移を示す。
相転移は、フェルミオン凝縮体の形成、平均電界の急降下、二部体の絡み合いエントロピーのピークを伴う。
我々のデータは、qcdにおけるcp違反ダッセン相転移の1+1dアナログである2次遷移を示唆する。
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