論文の概要: Momentum-space decoherence of distinguishable and identical particles in
the Caldeira-Leggett formalism
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2111.03127v1
- Date: Thu, 4 Nov 2021 19:50:58 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-09 04:13:28.477834
- Title: Momentum-space decoherence of distinguishable and identical particles in
the Caldeira-Leggett formalism
- Title（参考訳）: Caldeira-Leggett形式における区別可能な同一粒子のモーメント空間デコヒーレンス
- Authors: Z. Khani, S. V. Mousavi, S. Miret-Artes
- Abstract要約: カルデイラ・レゲット形式主義の枠組みにおける最小および非不確実な生成波パケットを用いた運動量空間のデコヒーレンスについて検討する。
猫の状態では、ストレッチパラメータはデコヒーレンスを高速化するが、外部線形電位強度はデコヒーレンス時間に影響を与えない。
干渉パターンは運動量空間における最小不確かさ-積-ガウス波パケットでは観測されない。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: In this work, momentum-space decoherence using minimum and
nonminimum-uncertainty-product (stretched) Gaussian wave packets in the
framework of Caldeira-Leggett formalism and under the presence of a linear
potential is studied. As a dimensionless measure of decoherence, purity, a
quantity appearing in the definition of the {\it linear entropy}, is studied
taking into account the role of the stretching parameter. Special emphasis is
on the open dynamics of the well-known cat states and bosons and fermions
compared to distinguishable particles. For the cat state, while the stretching
parameter speeds up the decoherence, the external linear potential strength
does not affect the decoherence time; only the interference pattern is shifted.
Furthermore, the interference pattern is not observed for
minimum-uncertainty-product-Gaussian wave packets in the momentum space.
Concerning bosons and fermions, the question we have addressed is how the
symmetry of the wave functions of indistinguishable particles is manifested in
the decoherence process, which is understood here as the loss of being
indistinguishable due to the gradual emergence of classical statistics with
time. We have observed that the initial bunching and anti-bunching character of
bosons and fermions, respectively, in the momentum space are not preserved as a
function of the environmental parameters, temperature and damping constant.
However, fermionic distributions are slightly broader than the distinguishable
ones and these similar to the bosonic distributions. This general behavior
could be interpreted as a residual reminder of the symmetry of the wave
functions in the momentum space for this open dynamics.
- Abstract（参考訳）: 本研究では,カルデイラ・レゲット形式と線形ポテンシャルの存在下で,最小かつ最小不確実なガウス波パケットを用いた運動量空間デコヒーレンスについて検討した。
デコヒーレンス(decoherence)の次元を持たない測度として、拡張パラメータの役割を考慮に入れた純度( {\it linear entropy} の定義に現れる量)が研究される。
特に注目されるのは、よく知られた猫の状態とボソンとフェルミオンのオープンダイナミクスである。
猫状態の場合、ストレッチパラメータはデコヒーレンスを高速化するが、外部線形電位強度はデコヒーレンス時間に影響を与えず、干渉パターンのみをシフトさせる。
さらに、干渉パターンは運動量空間における最小不確かさ生成ガウス波パケットに対しては観測されない。
ボソンとフェルミオンに関して、我々が取り組んだ問題は、非識別可能な粒子の波動関数の対称性がデコヒーレンス過程においてどのように現れるかである。
運動量空間におけるボソンとフェルミオンの初期束縛特性と反束縛特性は, 環境パラメータ, 温度, 減衰定数の関数として保存されないことが確認された。
しかし、フェルミオン分布は区別可能な分布よりもわずかに広く、ボゾン分布と類似している。
この一般的な挙動は、運動量空間における波動関数の対称性の残余な思い出として解釈することができる。
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