論文の概要: Quantum multicritical point in the two- and three-dimensional random
transverse-field Ising model
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2111.06828v1
- Date: Fri, 12 Nov 2021 17:19:26 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-08 07:43:15.455862
- Title: Quantum multicritical point in the two- and three-dimensional random
transverse-field Ising model
- Title(参考訳): 2次元および3次元ランダム横場イジングモデルにおける量子多臨界点
- Authors: Istv\'an A. Kov\'acs
- Abstract要約: 量子多臨界点(QMCP)は、2つ以上の量子相転移の接合に現れる。
相互作用する異種量子系のQMCPを2次元と3次元で特徴づける。
RTIMのQMCPは、無限の不安定な固定点によって支配される超低速で活性化された動的スケーリングを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Quantum multicritical points (QMCPs) emerge at the junction of two or more
quantum phase transitions due to the interplay of disparate fluctuations,
leading to novel universality classes. While quantum critical points have been
well characterized, our understanding of QMCPs is much more limited, even
though they might be less elusive to study experimentally than quantum critical
points. Here, we characterize the QMCP of an interacting heterogeneous quantum
system in two and three dimensions, the ferromagnetic random transverse-field
Ising model (RTIM). The QMCP of the RTIM emerges due to both geometric and
quantum fluctuations, studied here numerically by the strong disorder
renormalization group method. The QMCP of the RTIM is found to exhibit
ultraslow, activated dynamic scaling, governed by an infinite disorder fixed
point. This ensures that the obtained multicritical exponents tend to the exact
values at large scales, while also being universal -- i.e. independent of the
form of disorder -- , providing a solid theoretical basis for future
experiments.
- Abstract(参考訳): 量子多臨界点(QMCP)は、異なるゆらぎの相互作用によって2つ以上の量子相転移が交わるときに出現し、新しい普遍性クラスをもたらす。
量子臨界点はよく特徴づけられているが、QMCPの理解は量子臨界点よりも実験的に研究する可能性が低いにもかかわらず、はるかに限定的である。
本稿では、相互作用する異種量子系のQMCPを2次元および3次元の強磁性ランダム横場イジングモデル(RTIM)で特徴づける。
RTIMのQMCPは、幾何学的および量子的ゆらぎにより出現し、強い障害再正規化群法により数値的に研究される。
RTIMのQMCPは、無限の不安定な固定点によって支配される超低速で活性化された動的スケーリングを示す。
これにより、得られた多臨界指数が大規模で正確な値を持つ傾向が保証され、また、普遍的(つまり障害の形式とは独立)であり、将来の実験の確固たる理論的基盤を提供する。
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