論文の概要: Reconsidering the relation between "matter wave interference" and "wave-particle duality"

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2203.08691v1
• Date: Wed, 16 Mar 2022 15:27:53 GMT
• ステータス: 処理完了
• システム内更新日: 2023-02-21 23:08:31.512689
• Title: Reconsidering the relation between "matter wave interference" and "wave-particle duality"
• Title（参考訳）: 波動干渉」と「波-粒子双対性」の関係を再考する
• Authors: Lukas Mairhofer and Oliver Passon
• Abstract要約: より多くの質量を持つ物体の干渉は、量子論の驚くべき確証を与える。 波動-粒子双対性」は現代の量子物理学では見当たらない。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
• License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
• Abstract: Interference of more and more massive objects provides a spectacular confirmation of quantum theory. It is usually regarded as support for "wave-particle duality" and in an extension of this duality even as support for "complementarity". We first give an outline of the historical development of these notions. Already here it becomes evident that they are hard to define rigorously, i.e. have mainly a heuristic function. Then we discuss recent interference experiments of large and complex molecules which seem to support this heuristic function of "duality". However, we show that in these experiments the diffraction of a {\em delocalized} center-of-mass wave function depends on the interaction of the {\em localized} structure of the molecule with the diffraction element. Thus, the molecules display "dual features" at the same time, which contradicts the usual understanding of wave-particle duality. We conclude that the notion of "wave-particle duality" deserves no place in modern quantum physics.
• Abstract（参考訳）: より多くの質量を持つ物体の干渉は、量子論の驚くべき確証を与える。 通常は「波動粒子双対性」の支持と見なされ、この双対性の拡張においては「相補性」の支持と見なされる。 まずこれらの概念の歴史的発展について概説する。 すでにここでは、厳密に定義することが困難であること、すなわち主にヒューリスティックな関数を持つことが明らかになっている。 次に、この「双対性」のヒューリスティックな機能を支持するように見える、巨大で複雑な分子の最近の干渉実験について論じる。 しかし、これらの実験では、非局在化中心波関数の回折は、分子の非局在化構造と回折素子の相互作用に依存することが示されている。 したがって、分子は同時に「双対的特徴」を表示し、これは通常の波動粒子双対性の理解と矛盾する。 我々は「波動粒子双対性」という概念は現代の量子物理学では存在しないと結論づける。

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