論文の概要: Entanglement entropy and non-local duality: quantum channels and quantum
algebras
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2207.12436v3
- Date: Thu, 1 Dec 2022 16:59:27 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-03 19:29:10.981053
- Title: Entanglement entropy and non-local duality: quantum channels and quantum
algebras
- Title(参考訳): 絡み合いエントロピーと非局所双対性:量子チャネルと量子代数
- Authors: Oliver DeWolfe and Kenneth Higginbotham
- Abstract要約: 局所スピン度の間の絡み合いエントロピーは双対性によって一般に保存されない。
局所的な自由度の絡み合いは失われず、代わりに双対性変換によって非局所的な自由度に変換されることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We investigate the transformation of entanglement entropy under dualities,
using the Kramers-Wannier duality present in the transverse field Ising model
as our example. Entanglement entropy between local spin degrees of freedom is
not generically preserved by the duality; instead, entangled states may be
mapped to states with no local entanglement. To understand the fate of this
entanglement, we consider two quantitative descriptions of degrees of freedom
and their transformation under duality. The first involves Kraus operators
implementing the partial trace as a quantum channel, while the second utilizes
the algebraic approach to quantum mechanics, where degrees of freedom are
encoded in subalgebras. Using both approaches, we show that entanglement of
local degrees of freedom is not lost; instead it is transferred to non-local
degrees of freedom by the duality transformation.
- Abstract(参考訳): 双対性の下での絡み合いエントロピーの変換を、逆場イジングモデルに存在するkramers-wannier双対性を用いて検討する。
局所的なスピン度の間の絡み合いエントロピーは双対性によって一般に保存されず、代わりに絡み合い状態は局所的な絡み合いのない状態にマッピングされる。
この絡み合いの運命を理解するために、自由度とその双対性の下での変換の2つの定量的記述を考える。
第一はクラウス作用素が部分トレースを量子チャネルとして実装し、第二は量子力学への代数的アプローチを利用しており、自由度は部分代数で符号化される。
両者のアプローチを用いて,局所自由度の絡み合いは失われず,代わりに双対性変換によって非局所自由度に移されることを示した。
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