論文の概要: Quantum Haecceity
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2301.00502v4
- Date: Fri, 31 Mar 2023 20:22:17 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-04 23:22:04.119604
- Title: Quantum Haecceity
- Title(参考訳): 量子ハクセリティ
- Authors: Ruth E. Kastner
- Abstract要約: 私は、伝統的で強いハクセリティの形式は量子レベルでは適用されないと論じる。
私はまた、現在の議論で広く受け入れられた信条に疑問を投げかけます。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: There is an extensive philosophical literature on the interrelated issues of
identity, individuality, and distinguishability in quantum systems. A key
consideration is whether quantum systems are subject to a strong form of
individuality termed "haecceity" (from the Latin for "this-ness"). I argue that
the traditional, strong form of haecceity does not apply at the quantum level,
but that in order to properly account for the need for symmetrization in
quantum systems, a weaker kind of haecceity must be involved, which I call
"quantum haecceity." In the process, I also question some generally accepted
tenets of the current debate, such as the idea that symmetrization of states
for identical quanta must be postulated and reflects permutation invariance.
Instead, I note that a perturbative Hamiltonian is required for exchange
effects, which suggests that the need for symmetrization arises from specific
physical conditions.
- Abstract(参考訳): 量子システムにおけるアイデンティティ、個性、識別性の相互関連問題に関する広範な哲学的文献がある。
重要な考慮事項は、量子系が「ハクセリティ(haecceity)」と呼ばれる強い個性を持つかどうかである(ラテン語の「 this-ness」から)。
私は、伝統的で強いヘクシー性は量子レベルでは適用されないが、量子系における対称性の必要性を適切に考慮するためには、より弱いヘクシー性が必要であり、「量子ヘクシー性(quantum haecceity)」と呼ぶ。
この過程では、同値量子に対する状態の対称性が仮定され、置換不変性を反映しなければならないという考え方など、現在の議論の一般的な信条についても疑問視する。
代わりに、交換効果には摂動ハミルトニアンが必要であることに注意し、対称性の必要性は特定の物理的条件から生じることを示唆する。
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