論文の概要: A contextually objective approach to the extended Wigner's friend
thought experiment
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2301.03016v1
- Date: Sun, 8 Jan 2023 10:58:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-10 18:38:40.176514
- Title: A contextually objective approach to the extended Wigner's friend
thought experiment
- Title(参考訳): 拡張ウィグナーの友人思考実験における文脈的客観的アプローチ
- Authors: Maxime Federico and Philippe Grangier
- Abstract要約: エージェントがシステムと見なされるものや、そうでないものについて同意しなければならないと認める場合、矛盾は発生しないことを示す。
このような文脈的に客観的な量子力学のアプローチでは、明らかな矛盾が自動的に除去される。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We present a discussion of the extended Wigner's friend thought experiment
proposed by Frauchiger and Renner in [1]. We show by using various arguments,
including textbook quantum mechanics and the ontological approach of Contexts,
Systems, Modalities (CSM), that no contradiction arises if one admits that
agents must agree on what is considered as a system and what is not. In such a
contextually objective approach of quantum mechanics, the apparent
contradiction is automatically removed. We also discuss why this mutual
agreement between agents is already implicit in the standard formulations of
quantum mechanics, and why removing it leads to inconsistencies.
- Abstract(参考訳): 本稿では、Frauchiger と Renner が [1] で提案した拡張 Wigner の友人思考実験について論じる。
教科書量子力学や文脈・システム・モダリティ(csm)のオントロジ的アプローチを含む様々な議論を用いて、エージェントがシステムと見なされるものとそうでないものについて合意しなければならないと認めると矛盾は生じないことを示す。
このような文脈的に客観的な量子力学のアプローチでは、明らかな矛盾は自動的に取り除かれる。
また、エージェント間のこの相互一致が量子力学の標準的な定式化においてすでに暗黙的である理由と、それを取り除くことが矛盾につながる理由についても論じる。
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