論文の概要: Low-energy hole subband dispersions in a cylindrical Ge nanowire: the
effects of the nanowire growth direction
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2301.08400v1
- Date: Fri, 20 Jan 2023 02:23:28 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-01-23 13:57:53.789749
- Title: Low-energy hole subband dispersions in a cylindrical Ge nanowire: the
effects of the nanowire growth direction
- Title(参考訳): 円筒形geナノワイヤにおける低エネルギーホールサブバンド分散:ナノワイヤ成長方向の影響
- Authors: Rui Li and Zi-Qiang Li
- Abstract要約: ルッティンガー・コーンハミルトニアンにおける球面近似 $gamma_s= (2gamma_2+3gamma_3)/5$ の有効性を検討した。
我々は, 擬縮退摂動理論を用いて, 円筒状Geナノワイヤ内の実孔サブバンド分散を計算した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 8.027166391864915
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We examine the validity of the spherical approximation
$\gamma_{s}=(2\gamma_{2}+3\gamma_{3})/5$ in the Luttinger-Kohn Hamiltonian in
calculating the subband dispersions of the hole gas. We calculate the realistic
hole subband dispersions (without the spherical approximation) in a cylindrical
Ge nanowire by using quasi-degenerate perturbation theory. The realistic
low-energy hole subband dispersions have a double-well anticrossing structure,
that consists with the spherical approximation prediction. However, the
realistic subband dispersions are also nanowire growth direction dependent.
When the nanowire growth direction is restricted in the (100) crystal plane,
the detailed growth direction dependences of the subband parameters are given.
We find the spherical approximation is good approximation, it can nicely
reproduce the real result in some special growth directions.
- Abstract(参考訳): 孔ガスのサブバンド分散を計算する際の球面近似 $\gamma_{s}=(2\gamma_{2}+3\gamma_{3})/5$ の有効性を検討する。
準縮退摂動理論を用いて、円筒状geナノワイヤ内の現実的ホールサブバンド分散(球面近似なし)を計算する。
現実的な低エネルギーホールサブバンド分散は、球面近似予測を含む二重井戸対交構造を有する。
しかし、現実的なサブバンド分散もナノワイヤ成長方向に依存する。
ナノワイヤ成長方向が(100)結晶面に制限されると、サブバンドパラメータの詳細な成長方向依存性が与えられる。
球面近似はよい近似であり、実結果を特定の成長方向でうまく再現することができる。
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