論文の概要: A proposal for a new kind of spontaneous collapse model
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2308.04415v2
- Date: Mon, 6 Nov 2023 09:52:30 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-11-07 21:26:08.893676
- Title: A proposal for a new kind of spontaneous collapse model
- Title(参考訳): 新しいタイプの自然崩壊モデルの提案
- Authors: Nicol\`o Piccione
- Abstract要約: 固定時空座標における崩壊点の考え方に基づく非相対論的自然崩壊モデルを提案する。
GRWモデルと非常によく似た力学を導出すると同時に,不明瞭な粒子の問題を自然に解くことができることを示す。
本稿では,提案モデルがGRWモデルと概念的に類似した方法で測定問題を解く方法を示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Spontaneous collapse models are modifications of standard quantum mechanics
in which a physical mechanism is responsible for the collapse of the
wavefunction, thus providing a way to solve the so-called "measurement
problem". The two most famous of these models are the Ghirardi-Rimini-Weber
(GRW) model and the Continuous Spontaneous Localisation (CSL) models. Here, we
propose a new kind of non-relativistic spontaneous collapse model based on the
idea of collapse points situated at fixed spacetime coordinates. This model
shares properties of both GRW and CSL models, while starting from different
assumptions. We show that it can lead to a dynamics quite similar to that of
the GRW model while also naturally solving the problem of indistinguishable
particles. On the other hand, we can also obtain the same master equation of
the CSL models. Then, we show how our proposed model solves the measurement
problem in a manner conceptually similar to the GRW model. Finally, we show how
the proposed model can also accommodate for Newtonian gravity by treating the
collapses as gravitational sources.
- Abstract(参考訳): 自然崩壊モデルは、物理機構が波動関数の崩壊の原因となる標準的な量子力学の修正であり、いわゆる「測定問題」を解決する手段を提供する。
これらのモデルで最も有名なのは、Ghirardi-Rimini-Weber(GRW)モデルとContinuous Spontaneous Localisation(CSL)モデルである。
本稿では,固定時空座標に位置する崩壊点の考え方に基づく,新しい非相対論的自発的崩壊モデルを提案する。
このモデルはGRWモデルとCSLモデルの両方の特性を共有し、異なる仮定から始める。
GRWモデルと非常によく似た力学を導出すると同時に,不明瞭な粒子の問題を自然に解くことができることを示す。
一方、CSLモデルの同じマスター方程式を得ることもできる。
そして,提案モデルがGRWモデルと概念的に類似した方法で測定問題をいかに解決するかを示す。
最後に, 崩壊を重力源として扱うことにより, 提案モデルがニュートン重力にも適応できることを示す。
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