論文の概要: Local discrimination of orbital angular momentum in entangled states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2309.00295v1
- Date: Fri, 1 Sep 2023 07:01:14 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-09-04 14:24:05.364750
- Title: Local discrimination of orbital angular momentum in entangled states
- Title(参考訳): 交絡状態における軌道角運動量の局所的識別
- Authors: Simone Cialdi (1 and 2), Edoardo Suerra (1 and 2), Samuele Altilia (1
and 2), Stefano Olivares (1 and 2), Bruno Paroli (1 and 2), Marco A. C.
Potenza (1 and 2), Mirko Siano (1 and 2), Matteo G. A. Paris (1 and 2) ((1)
Universit\`a degli Studi di Milano, (2) Istituto Nazionale di Fisica
Nucleare)
- Abstract要約: 本研究では,微少かつ制御された空間シフトの導入を生かした識別が可能であることを示す。
この技術は、長距離量子通信技術の今後の発展に利用することができると信じている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We address the use of a calcite crystal-based local detector to the
discrimination of orbital angular momentum of quantum radiation produced by
parametric down conversion. We demonstrate that a discrimination can be
obtained exploiting the introduction of a fine and controlled spatial shift
between two replicas of the state in the crystals. We believe that this
technology could be used for future development of long-distance quantum
communication techniques, where information encoding is based on orbital
angular momentum.
- Abstract(参考訳): パラメトリックダウン変換により生じる量子放射の軌道角運動量に対するカロサイト結晶を用いた局所検出器の使用に対処する。
結晶中の状態の2つのレプリカ間の微細かつ制御された空間シフトの導入を利用して、識別が可能であることを示す。
我々は、この技術は、情報エンコーディングが軌道角運動量に基づいている長距離量子通信技術の将来の発展に利用できると信じている。
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