論文の概要: Casimir force in discrete scalar fields I: 1D and 2D cases
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2309.00624v1
- Date: Mon, 26 Jun 2023 14:54:31 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-10-23 11:33:09.441139
- Title: Casimir force in discrete scalar fields I: 1D and 2D cases
- Title(参考訳): 離散スカラー場におけるカシミール力 I:1次元および2次元ケース
- Authors: Eduardo Flores, Christian Ireland, Nabil Jamhour, Victor Lasasso,
Nicholas Kurth, and Matthew Leinbach
- Abstract要約: 離散的な質量を持たないスカラー場に対する平行板間のカシミール力を計算する。
正方格子と三角形格子の分散関係は、微妙なカシミール効果の正確な再現を可能にする。
連続時空の背景に異なる対称性を持つ格子を用いた正規化に対する別のアプローチが見つかったようである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We calculate the Casimir force between parallel plates for a discrete
massless scalar field. The scalar field forms a periodic lattice in continuous
spacetime. The dispersion relation for both the square and triangular lattices
allows for the accurate reproduction of the subtle Casimir effect without
encountering infinite quantities. Our findings demonstrate that the Casimir
force is independent of the type of periodic lattice used. At low frequencies,
we observe a high level of rotational symmetry in both lattices. However, at
high frequencies, both lattices lose their rotational symmetry, although the
propagation of high-frequency waves becomes significantly limited as their
group velocity approaches zero. We claim that the behavior of physics in
discrete fields becomes similar to that in the continuous case, with the
exception that we now have a natural and smooth cutoff mechanism that proves
useful in cases requiring regularization. It appears that we have found an
alternative approach to regularization using lattices with different symmetries
in the background of continuous spacetime.
- Abstract(参考訳): 離散的な質量を持たないスカラー場に対する平行板間のカシミール力を計算する。
スカラー場は連続時空において周期格子を形成する。
正方形と三角形の格子の分散関係は、無限の量に遭遇することなく微妙なカシミール効果を正確に再現することができる。
以上の結果から,カシミール力は周期格子の種類に依存しないことが示された。
低周波では、両格子の高レベルの回転対称性が観測される。
しかし、高周波では両格子は回転対称性を失うが、群速度が0に近づくと高周波波の伝播は著しく制限される。
離散場における物理学の振る舞いは連続の場合と類似するが、例外として自然かつ滑らかなカットオフ機構があり、正規化を必要とする場合に有用であることが証明される。
連続時空の背景に異なる対称性を持つ格子を用いた正規化に対する別のアプローチが見つかったようである。
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