論文の概要: Entanglement negativity between separated regions in quantum critical systems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2310.15273v4
- Date: Fri, 3 May 2024 14:49:45 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-05-06 17:57:02.010807
- Title: Entanglement negativity between separated regions in quantum critical systems
- Title(参考訳): 量子臨界系における分離領域間の絡み合いの負性
- Authors: Gilles Parez, William Witczak-Krempa,
- Abstract要約: 量子臨界系における解離部分領域間の絡み合いを対数ネガティティティのレンズを用いて検討する。
小さな分離では対数ネガティビティが大きく、普遍的な振舞いを示すが、大きな分離ではどのパワーよりも速く崩壊することを示している。
大規模な分離における蒸留可能な絡み合いの欠如は1dの結果を一般化し、少なくともボソンの場合、量子臨界基底状態が長距離の二部構造的絡み合いを持たないことを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We study the entanglement between disjoint subregions in quantum critical systems through the lens of the logarithmic negativity. We work with systems in arbitrary dimensions, including conformal field theories and their corresponding lattice Hamiltonians, as well as resonating valence-bond states. At small separations, the logarithmic negativity is big and displays universal behavior, but we show non-perturbatively that it decays faster than any power at large separations. This can already be seen in the minimal setting of single-spin subregions. The corresponding absence of distillable entanglement at large separations generalizes the 1d result, and indicates that quantum critical groundstates do not possess long-range bipartite entanglement, at least for bosons. For systems with fermions, a more suitable definition of the logarithmic negativity exists that takes into account fermion parity, and we show that it decays algebraically. Along the way we obtain general results for the moments of the partially transposed density matrix.
- Abstract(参考訳): 量子臨界系における解離部分領域間の絡み合いを対数ネガティティティのレンズを用いて検討する。
共形場の理論やそれに対応する格子ハミルトニアンを含む任意の次元の系や、共鳴価結合状態を扱う。
小さな分離では対数ネガティビティが大きく、普遍的な振舞いを示すが、大きな分離ではどのパワーよりも速く崩壊することを示している。
これは、単一スピン部分領域の最小設定で既に見ることができる。
大規模な分離における蒸留可能な絡み合いの欠如は1dの結果を一般化し、少なくともボソンにとって量子臨界基底状態が長距離の二部絡み合いを持たないことを示す。
フェルミオンを持つ系に対しては、フェルミオンパリティを考慮に入れた対数否定性のより適切な定義が存在し、代数的に崩壊することを示す。
その過程で、部分転位密度行列のモーメントの一般結果を得る。
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