論文の概要: Shareability of steering in 2-producible states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2404.02725v1
- Date: Wed, 3 Apr 2024 13:25:37 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-04-04 17:21:13.388566
- Title: Shareability of steering in 2-producible states
- Title(参考訳): 2生成状態におけるステアリングの共有性
- Authors: Qiu-Cheng Song, Travis J. Baker, Howard M. Wiseman,
- Abstract要約: 量子ステアリング(Quantum steering)とは、あるパーティが別のパーティのシステムを異なる状態のアンサンブルに"ステアリング"することによって絡み合うことを証明している現象である。
本稿では,標準的な量子光学アーキテクチャで簡単に実装できる3つのシナリオを紹介する。
トリッキーなことに、半ランダムな対の絡み合わせ構造を用いることで、一方のパーティは、任意の大きさの$n$に対して、n-1$の他のパーティの1つを2つの測定値で操れる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Quantum steering is the phenomenon whereby one party (Alice) proves entanglement by "steering'' the system of another party (Bob) into distinct ensembles of states, by performing different measurements on her subsystem. Here, we investigate steering in a network scenario involving $n$ parties, who each perform local measurements on part of a global quantum state, that is produced using only two-party entangled states, and mixing with ancillary separable states. We introduce three scenarios which can be straightforwardly implemented in standard quantum optics architecture, which we call random $\frac{n}{2}$-pair entanglement, random pair entanglement and semi-random pair entanglement. We study steerability of the states across two-party marginals which arise in the three scenarios, and derive analytically the necessary and sufficient steering criteria for different sets of measurement settings. Strikingly, using the semi-random pair entanglement construction, one party can steer every one of the $n-1$ other parties, for arbitrarily large $n$, using only two measurements. Finally, exploiting symmetry, we study various small network configurations (three or four parties) in the three scenarios, under different measurements and produced by different two-party entangled states.
- Abstract(参考訳): 量子ステアリング(Quantum steering)は、あるパーティ(Alice)が、別のパーティ(Bob)のシステムを異なる状態のアンサンブルに"ステアリング"することで、そのサブシステム上で異なる測定を行うことによって絡み合うことを証明している現象である。
本稿では,グローバル量子状態の一部で局所的な測定を行う$n$パーティのネットワークシナリオにおけるステアリングについて検討する。
標準的な量子光学アーキテクチャで簡単に実装できる3つのシナリオを導入し、ランダム$\frac{n}{2}$-ペア絡み、ランダムペア絡み、半ランダムペア絡みと呼ぶ。
本研究では,3つのシナリオで生じる2つの辺縁領域における状態のステアビリティについて検討し,異なる測定条件のセットに対して必要かつ十分なステアリング基準を解析的に導出する。
トリッキーなことに、半ランダムな対の絡み合わせ構造を用いることで、一方のパーティは、任意の大きさの$n$に対して、n-1$の他のパーティの1つを2つの測定値で操れる。
最後に,3つのシナリオにおけるネットワーク構成(3つないし4つのパーティ)を,異なる測定条件下で検討し,異なる2つのパーティの絡み合った状態によって生成する。
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