論文の概要: State convertibility under genuinely incoherent operations
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2408.02885v1
- Date: Tue, 6 Aug 2024 01:28:53 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-08-07 15:19:13.607740
- Title: State convertibility under genuinely incoherent operations
- Title(参考訳): 真に一貫性のない操作による状態変換性
- Authors: Zhaofang Bai, Shuanping Du,
- Abstract要約: 状態変換性は、量子コヒーレンス(英語版)の資源理論の研究において基本的なものである。
本稿では,真に不整合な動作下での状態変換性の完全な評価について述べる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: State convertibility is fundamental in the study of resource theory of quantum coherence. It is aimed at identifying when it is possible to convert a given coherent state to another using only incoherent operations. In this paper, we give a complete characterization of state convertibility under genuinely incoherent operations. It is found that the convexity of the robustness of coherence plays a central role. Based on this, the majorization condition of determining convertibility from pure states to mixed states under strictly incoherent operations is provided. Moreover, maximally coherent states in the set of all states with fixed diagonal elements are determined. It is somewhat surprising that the convexity of the robustness of coherence can also decide conversion between off-diagonal parts of coherent states. This might be a big step to answer completely the question of state convertibility for mixed states under incoherent operations.
- Abstract(参考訳): 状態変換性は、量子コヒーレンス(英語版)の資源理論の研究において基本的なものである。
これは、あるコヒーレントな状態が、非コヒーレントな操作のみを使用して、いつ他のコヒーレントな状態に変換できるかを特定することを目的としている。
本稿では,真に不整合な動作下での状態変換性の完全な評価について述べる。
その結果、コヒーレンスの堅牢性の凸性は中心的な役割を担っていることがわかった。
これに基づいて、厳密な不整合操作の下で純状態から混合状態への変換可能性を決定する大域化条件が提供される。
さらに、固定対角要素を持つ全ての状態の集合における最大コヒーレントな状態が決定される。
コヒーレンスの堅牢性の凸性もまた、コヒーレント状態の非対角部分間の変換を決定することができる。
これは、不整合操作下での混合状態に対する状態変換可能性の問題に完全に答える大きなステップかもしれない。
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