論文の概要: Intersubjective Agreement about Quantum States Is Unnecessary in QBism

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2508.16683v1
• Date: Thu, 21 Aug 2025 16:31:12 GMT
• ステータス: 翻訳完了
• システム内更新日: 2025-08-26 18:43:45.118954
• Title: Intersubjective Agreement about Quantum States Is Unnecessary in QBism
• Title（参考訳）: 量子状態に関する異種間合意はQB主義にとって必要ではない
• Authors: Gino Elia, Jennifer Carter, Robert Crease,
• Abstract要約: 我々は、量子状態に対する異種間合意は不要であると主張する。 我々は、QBistの相互性の概念は、量子系を客観化することの意味をより明確に特徴づけるものであると論じる。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.5161531917413708
• License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
• Abstract: The thought experiment called Wigner's Friend has experienced a renewal of interest for interrogating the meaning of intersubjectivity and objectivity in quantum mechanics. These new inquiries extend to investigations at the intersection of phenomenology and QBism. Philosopher of physics Steven French has criticized QBism on the grounds that it does not give assurances that Wigner and friend must agree on the same quantum state or the same set of facts in the experiment. In this paper, we draw on Wigner's Friend to argue that intersubjective agreement on quantum states is unnecessary. We defend the QBist notion of reciprocity, treating Wigner and friend as "peer observers" or physical systems taking mutual actions on each other. We argue that accounts of intersubjectivity that preserve the possibility of privileged observation, vantage points for solipsistic super-observers, undermine the epistemic benefits we look for when we insist on intersubjectivity agreement as a criterion for objectivity. In its place, the QBist notion of reciprocity leads to sharper characterization of what it means to objectify quantum systems with a quantum state assignment. Drawing on phenomenological resources, we argue that state assignments for quantum systems, including those for Wigner and friend, are thematizations. To assign a quantum state is to thematize a phenomenon as a quantum system, to treat something as the sort of object to which the formalism applies. Our argument accounts for why the quantum formalism does not radically change in application for different systems because the systems themselves exceed their formalization.
• Abstract（参考訳）: Wigner's Friendと呼ばれる思考実験は、量子力学において、主観性と客観性の意味を疑問視する関心の更新を経験している。 これらの新たな調査は、現象学とQB主義の交差点での調査にまで及んでいる。 物理学の哲学者スティーブン・フレンチは、この実験においてウィグナーと友人が同じ量子状態や同じ事実の集合について合意しなくてはならないという保証を与えていないという理由で、QBismを批判した。 本稿では、量子状態に対する相互主観的合意は不要であると主張するために、ウィグナーの友について論じる。 我々はQBistの相互性の概念を擁護し、ウィグナーと友人を相互に行動する「ピアオブザーバー」または物理的システムとして扱う。 我々は、主観的超オブザーバの特権的観測可能性を維持するために、主観的超オブザーバの逸脱点が、客観性の基準としての客観性合意(interjectivity agreement)を主張する際、私たちが求める疫学上の利益を損なうと論じている。 代わりに、QBistの相互性の概念は、量子状態の割り当てで量子系を客観化することの意味をより明確に特徴づける。 現象学的資源に基づいて、ウィグナーや友人を含む量子系の状態割当はテーマ化であると主張する。 量子状態の割り当ては、現象を量子系としてモデル化し、形式主義が適用するある種の対象として扱うことである。 我々の議論は、なぜ量子形式論が異なる系への応用において根本的に変化しないのかを、系自体が形式化を超えているからである。

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