論文の概要: Nonlocal contributions to ergotropy: A thermodynamic perspective

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2512.14497v1
• Date: Tue, 16 Dec 2025 15:31:45 GMT
• ステータス: 翻訳完了
• システム内更新日: 2025-12-17 16:49:26.766439
• Title: Nonlocal contributions to ergotropy: A thermodynamic perspective
• Title（参考訳）: エルゴトロピーへの非局所的貢献--熱力学の視点から
• Authors: B. Vigneshwar, R. Sankaranarayanan,
• Abstract要約: 両部類系における抽出可能な作業に対する非局所的貢献の定量化について紹介する。 以上の結果から,非局所的な資源は非相互作用ハミルトニアンの下での抽出可能な作業を促進することが示唆された。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
• License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
• Abstract: Nonlocality is a defining feature of quantum mechanics and has long served as a key indicator of quantum resources since the formulation of Bell's inequalities. Identifying the contribution of nonlocality to extractable work remains a central problem in quantum thermodynamics. We address this by introducing a quantifier of nonlocal contributions to extractable work in bipartite systems. It is shown that closed form expressions can be calculated for our quantity in terms of the Schmidt coefficients. Further for strictly non-interacting Hamiltonian, the direct relationship between ergotropy and correlations is established. Our results reveal that nonlocal resources invariably enhance extractable work under non-interacting Hamiltonians, while in the presence of interactions, their contribution can either increase or diminish depending on the structure of the state and the Hamiltonian.
• Abstract（参考訳）: 非局所性は量子力学の定式化の特徴であり、ベルの不等式が定式化されてから長い間、量子資源の重要な指標として機能してきた。 抽出可能な仕事への非局所性の寄与を特定することは、量子熱力学における中心的な問題である。 両部類系における抽出可能な作業に対する非局所的貢献の定量化を導入することによって、この問題に対処する。 クローズドフォーム式は、シュミット係数の観点から、我々の量に対して計算できることが示されている。 さらに、厳密な非相互作用ハミルトニアンに対しては、エルゴトロピーと相関の関係が確立される。 この結果から,非局所的資源は非相互作用ハミルトニアンの下での抽出可能な作業を促進する一方で,相互作用の存在下では,状態とハミルトニアンの構造によってその寄与が増加するか減少する可能性があることが明らかとなった。

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