論文の概要: Response theory for nonequilibrium steady-states of open quantum systems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2010.03929v2
- Date: Wed, 9 Jun 2021 06:29:53 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-29 15:45:42.931188
- Title: Response theory for nonequilibrium steady-states of open quantum systems
- Title（参考訳）: 開量子系の非平衡定常状態に対する応答理論
- Authors: Amikam Levy, Eran Rabani, and David T. Limmer
- Abstract要約: ハミルトン摂動を受ける開量子系に対する応答理論を導入する。
システムの小さな摂動に対する応答は,システム内の相関関数にのみ関連しているわけではない。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We introduce a response theory for open quantum systems within nonequilibrium
steady-states subject to a Hamiltonian perturbation. Working in the weak
system-bath coupling regime, our results are derived within the
Lindblad-Gorini-Kossakowski-Sudarshan formalism. We find that the response of
the system to a small perturbation is not simply related to a correlation
function within the system, unlike traditional linear response theory in closed
systems or expectations from the fluctuation-dissipation theorem. In limiting
cases, when the perturbation is small relative to the coupling to the
surroundings or when it does not lead to a change of the eigenstructure of the
system, a perturbative expansion exists where the response function is related
to a sum of a system correlation functions and additional forces induced by the
surroundings. Away from these limiting regimes however, the secular
approximation results in a singular response that cannot be captured within the
traditional approach, but can be described by reverting to a microscopic
Hamiltonian description. These findings are illustrated by explicit
calculations in coupled qubits and anharmonic oscillators in contact with
bosonic baths at different temperatures.
- Abstract（参考訳）: ハミルトン摂動を受ける非平衡定常状態における開量子系の応答理論を導入する。
弱いシステムとバスのカップリングでは,lindblad-gorini-kossakowski-sudarshan 形式に導かれる。
小さな摂動に対する系の応答は、閉系における従来の線形反応理論や揺動散逸定理からの期待と異なり、単に系の相関関数に関係しているわけではない。
制限ケースでは、摂動が周囲とのカップリングに対して小さい場合や、システムの固有構造の変化に繋がらない場合、応答関数が系相関関数の和と周辺によって引き起こされる追加力とに関係しているような摂動膨張が存在する。
しかし、これらの制限的レジームとは別に、世俗近似は従来のアプローチでは捉えられない特異な応答をもたらすが、微視的なハミルトニアン記述に戻すことで説明できる。
これらの知見は、異なる温度でボゾン浴と接触する結合量子ビットと無調波発振器の明示的な計算によって示される。
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