論文の概要: Partial thermalisation of a two-state system coupled to a finite quantum
bath
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2104.03312v1
- Date: Wed, 7 Apr 2021 17:59:57 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-05 02:09:49.696687
- Title: Partial thermalisation of a two-state system coupled to a finite quantum
bath
- Title(参考訳): 有限量子浴に結合した二状態系の部分熱化
- Authors: Philip JD Crowley, Anushya Chandran
- Abstract要約: 固有状態熱化仮説(英: eigenstate thermalisation hypothesis、ETH)は、量子系における局所作用素の固有エネルギー、固有状態、行列要素の統計的特徴化である。
有限量子浴に結合したスピン1/2からなる部分加熱系のETH型アンサッツを開発した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The eigenstate thermalisation hypothesis (ETH) is a statistical
characterisation of eigen-energies, eigenstates and matrix elements of local
operators in thermalising quantum systems. We develop an ETH-like ansatz of a
partially thermalising system composed of a spin-1/2 coupled to a finite
quantum bath. The spin-bath coupling is sufficiently weak that ETH does not
apply, but sufficiently strong that perturbation theory fails. We calculate (i)
the distribution of fidelity susceptibilities, which takes a broadly
distributed form, (ii) the distribution of spin eigenstate entropies, which
takes a bi-modal form, (iii) infinite time memory of spin observables, (iv) the
distribution of matrix elements of local operators on the bath, which is
non-Gaussian, and (v) the intermediate entropic enhancement of the bath, which
interpolates smoothly between zero and the ETH value of $\log 2$. The
enhancement is a consequence of rare many-body resonances, and is
asymptotically larger than the typical eigenstate entanglement entropy. We
verify these results numerically and discuss their connections to the many-body
localisation transition.
- Abstract(参考訳): 固有状態熱化仮説(英: eigenstate thermalisation hypothesis、ETH)は、量子系における局所作用素の固有エネルギー、固有状態、行列要素の統計的特徴化である。
有限量子浴に結合したスピン1/2からなる部分加熱系のETH型アンサッツを開発した。
スピンバス結合はETHが適用されないほど十分に弱いが、摂動理論が失敗するほど十分に強い。
計算する
(i)広く分布する形態をとる忠実度感受性の分布
(ii)双モード形式をとるスピン固有状態エントロピーの分布
(iii)スピンオブザーバブルの無限時間記憶
(四)非ガウス的な浴槽上の局所演算子の行列要素の分布及び
(v)浴槽の中間エントロピー増強は、0 と eth の値である $\log 2$ の間をスムーズに補間する。
この増強は珍しい多体共鳴の結果であり、典型的な固有状態のエントロピーよりも漸近的に大きい。
これらの結果を数値的に検証し,多体局在遷移との関係について考察する。
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