論文の概要: On quenches to the critical point of the three states Potts model --
Matrix Product State simulations and CFT
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2110.07078v1
- Date: Wed, 13 Oct 2021 23:18:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-11 14:15:08.563856
- Title: On quenches to the critical point of the three states Potts model --
Matrix Product State simulations and CFT
- Title（参考訳）: 3状態ポッツモデルの臨界点への切欠きについて -マトリックス製品状態シミュレーションとCFT-
- Authors: Niall F. Robertson, Jacopo Surace, Luca Tagliacozzo
- Abstract要約: 量子クエンチ後の絡み合いスペクトルの進化のCFT結果と3状態ポッツモデルの絡み合いスペクトルの数値計算を比較した。
この結果から,CFTはIsingモデルとは対照的に,三状態ポッツモデルの絡み合いスペクトルを長時間記述しないのではないか,という予想が得られた。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Conformal Field Theories (CFTs) have been used extensively to understand the
physics of critical lattice models at equilibrium. However, the applicability
of CFT calculations to the behavior of the lattice systems in the
out-of-equilibrium setting is not entirely understood. In this work, we compare
the CFT results of the evolution of the entanglement spectrum after a quantum
quench with numerical calculations of the entanglement spectrum of the
three-state Potts model using matrix product state simulations. Our results
lead us to conjecture that CFT does not describe the entanglement spectrum of
the three-state Potts model at long times, contrary to what happens in the
Ising model. We thus numerically simulate the out-of-equilibrium behaviour of
the Potts model according to the CFT protocol - i.e. by taking a particular
product state and "cooling" it, then quenching to the critical point and find
that, in this case, the entanglement spectrum is indeed described by the CFT at
long times.
- Abstract（参考訳）: コンフォーマル場理論(CFT)は、平衡における臨界格子モデルの物理を理解するために広く用いられている。
しかし, 格子系の平衡状態における挙動に対するcft計算の適用性は, 完全には分かっていない。
本研究では,量子クエンチ後の絡み合いスペクトルの進化に関するCFT結果と,行列積状態シミュレーションを用いた三状態ポッツモデルの絡み合いスペクトルの数値計算との比較を行った。
この結果から,CFTはIsingモデルとは対照的に,3状態ポッツモデルの絡み合いスペクトルを長時間記述しないのではないか,という予想が得られた。
したがって、CFTプロトコルに従ってポッツモデルの平衡外挙動を数値的にシミュレートし、すなわち、特定の積状態をとり、それを「冷却」し、臨界点にクエンチして、この場合、絡み合いスペクトルがCFTによって長く記述されていることを発見する。
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