論文の概要: Theoretical Calculation of Atomic Hyperfine Structure
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2111.05122v2
- Date: Tue, 16 Nov 2021 04:57:49 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-08 20:07:12.585587
- Title: Theoretical Calculation of Atomic Hyperfine Structure
- Title(参考訳): 原子超微細構造の理論計算
- Authors: Yukuo Zhao, Kun Shi
- Abstract要約: 我々は、水素様系の固有値が量子電磁力学の計算に近似する新しい固有方程式を発見した。
本手法は定常シュリンガー方程式の改良モデルである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.9790236766474201
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Schr\"odinger equation is a nonrelativistic wave equation, which does not
have Lorentz invariance. Therefore, this equation has a large theoretical error
in the precise calculation of hydrogen-like system. So the commonly used method
is Dirac-Hartree-Fock approximation in the calculation of atomic system.
However, we have found a new eigen equation, whose eigenvalue of the
hydrogen-like system approximates the calculation of quantum electrodynamics.
Hence, we propose a new calculation scheme for the atomic hyperfine structure
based on the eigen equation and the basic principle of Hartree-Fock variational
method, and come to our conclusion through the correlation calculation of
excited single states of hydrogen atom, U91+ ion, helium atom and lithium atom
as well as the comparison with NIST, that is, our method is a better improved
model of the stationary Schr\"odinger equation. Meanwhile, we list the
correlation algorithms of energy functional, two-electron coupling integral and
radial generalized integral in the appendix.
- Abstract(参考訳): Schr\"odinger 方程式は非相対論的波動方程式であり、ローレンツ不変性を持たない。
したがって、この方程式は水素様系の精密な計算において大きな理論的誤差を持つ。
したがって、一般的に用いられる方法は原子系の計算におけるディラック・ハートリー・フォック近似である。
しかし、水素様系の固有値が量子電磁力学の計算に近似する新しい固有方程式が発見されている。
そこで本研究では, 水素原子, U91+イオン, ヘリウム原子, リチウム原子の励起単一状態の相関計算と, NISTとの比較により, 定常シュリンガー方程式の改良モデルとして, 固有方程式とハートリー・フォック変分法の基本原理に基づく原子超微細構造の新しい計算手法を提案する。
一方,エネルギー汎関数積分,2電子結合積分,ラジアル一般化積分の相関アルゴリズムを付録にリストする。
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