論文の概要: Objectivity of classical quantum stochastic processes
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2304.07110v1
- Date: Fri, 14 Apr 2023 12:59:44 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-17 13:37:38.879894
- Title: Objectivity of classical quantum stochastic processes
- Title(参考訳): 古典量子確率過程の客観性
- Authors: Piotr Sza\'nkowski and {\L}ukasz Cywi\'nski
- Abstract要約: 我々は、その観測可能な逐次量子測定がコルモゴロフ整合条件を満たすとき、量子系について何を結論付けることができるかを検討する。
また、別の量子系が観測可能状態に結合された場合、その量子系を表す演算子を外部ノイズに置き換えることができることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Here we investigate what can be concluded about the quantum system when the
sequential quantum measurements of its observable -- the so-called quantum
stochastic process -- fulfill the Kolmogorov consistency condition, and thus,
appears to an observer as a sampling of classical trajectory. We identify a set
of physical conditions imposed on the system dynamics, that, when satisfied,
lead to the aforementioned trajectory interpretation of the measurement
results. Then, we show that when another quantum system is coupled to the
observable, the operator representing it can be replaced by an external noise.
Crucially, the realizations of this surrogate (classical) stochastic process
are following the same trajectories as those measured by the observer.
Therefore, it can be said that the trajectory interpretation suggested by the
consistent measurements also applies in contexts other than sequential
measurements.
- Abstract(参考訳): ここでは、観測可能な量子確率過程(いわゆる量子確率過程)の逐次量子測度がコルモゴロフ整合条件を満たすとき、量子系について何を結論付けることができるかを検討する。
システムダイナミクスに課される物理条件のセットを同定し、満足すれば、上記測定結果の軌道解釈に繋がる。
そして、別の量子系が可観測性に結合されたとき、それを表わす演算子を外部ノイズに置き換えることができることを示す。
重要なことに、このサロゲート(古典的)確率過程の実現は、観測者によって測定されたものと同じ軌道に従っている。
したがって、連続測定以外の文脈においても、一貫した測定によって示唆される軌道解釈が適用されるといえる。
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