論文の概要: Inversion symmetry breaking in the probability density by surface-bulk
hybridization in topological insulators
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2306.09601v2
- Date: Fri, 8 Dec 2023 17:17:52 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-12-11 18:53:29.019825
- Title: Inversion symmetry breaking in the probability density by surface-bulk
hybridization in topological insulators
- Title(参考訳): 位相絶縁体の表面-バルクハイブリダイゼーションによる確率密度の反転対称性の破れ
- Authors: Jorge David Casta\~no-Yepes, Enrique Mu\~noz
- Abstract要約: 有限厚さのトポロジカル絶縁体スラブにおいて,バルクおよび表面状態のハイブリッド化が許される確率密度分布を解析した。
その結果, 複合化バルクと表面状態の組み合わせにより, スラブの中心に対する電子確率密度の空間対称性を自発的に破壊できることが判明した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We analyze the probability density distribution in a topological insulator
slab of finite thickness, where the bulk and surface states are allowed to
hybridize. By using an effective continuum Hamiltonian approach as a
theoretical framework, we analytically obtained the wave functions for each
state near the $\Gamma$-point. Our results reveal that, under particular
combinations of the hybridized bulk and surface states, the spatial symmetry of
the electronic probability density with respect to the center of the slab can
be spontaneously broken. This symmetry breaking arises as a combination of the
parity of the solutions, their spin projection, and the material constants.
- Abstract(参考訳): 有限厚さのトポロジカル絶縁体スラブにおいて,バルクおよび表面状態のハイブリッド化が許される確率密度分布を解析した。
理論的な枠組みとして有効連続体ハミルトンアプローチを用いることで、$\Gamma$-point に近い各状態の波動関数を解析的に取得した。
以上の結果から,スラブの中心に対する電子的確率密度の空間的対称性は,特に混合したバルク状態と表面状態の組み合わせにより自発的に破られることが明らかとなった。
この対称性の破れは、解のパリティ、スピン射影、物質定数の組み合わせとして生じる。
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