論文の概要: Completely Discretized, Finite Quantum Mechanics
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2307.11927v2
- Date: Wed, 1 Nov 2023 20:00:04 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-11-03 17:11:24.365697
- Title: Completely Discretized, Finite Quantum Mechanics
- Title(参考訳): 完全離散化有限量子力学
- Authors: Sean M. Carroll
- Abstract要約: 実世界のモデルである離散的かつ有限な状態を特徴とする量子力学のバージョンを提案する。
このモデルは有限次元ヒルベルト空間を持つ閉系の標準ユニタリ量子論に基づいている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: I propose a version of quantum mechanics featuring a discrete and finite
number of states that is plausibly a model of the real world. The model is
based on standard unitary quantum theory of a closed system with a
finite-dimensional Hilbert space. Given certain simple conditions on the
spectrum of the Hamiltonian, Schr\"odinger evolution is periodic, and it is
straightforward to replace continuous time with a discrete version, with the
result that the system only visits a discrete and finite set of state vectors.
The biggest challenges to the viability of such a model come from cosmological
considerations. The theory may have implications for questions of mathematical
realism and finitism.
- Abstract(参考訳): 実世界のモデルである離散的かつ有限な状態を特徴とする量子力学のバージョンを提案する。
このモデルは有限次元ヒルベルト空間を持つ閉システムの標準ユニタリ量子論に基づいている。
ハミルトニアンのスペクトル上のある種の単純な条件を考えると、Schr\"odinger進化は周期的であり、連続時間を離散バージョンに置き換えることは簡単であり、結果として系は離散的かつ有限な状態ベクトルの集合のみを訪問する。
このようなモデルの実現可能性に対する最大の課題は、宇宙論的考察である。
この理論は、数学的実在論とフィニスティズムの問題に意味を持つかもしれない。
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