論文の概要: Level spacing distribution of localized phases induced by quasiperiodic potentials
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2401.10067v4
- Date: Thu, 27 Jun 2024 03:26:47 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-06-28 19:56:44.521509
- Title: Level spacing distribution of localized phases induced by quasiperiodic potentials
- Title(参考訳): 準周期ポテンシャルによる局在相のレベル間隔分布
- Authors: Chao Yang, Yucheng Wang,
- Abstract要約: 準周期局在位相のレベル間隔分布を解析的に取得する。
隣接するギャップの比を導出し、1つのサンプルに対して$delta$関数であることが分かる。
本研究は,準周期系におけるレベル統計の再評価に重要な意味を持つ。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 10.371716096486509
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Level statistics is a crucial tool in the exploration of localization physics. The level spacing distribution of the disordered localized phase follows Poisson statistics, and many studies naturally apply it to the quasiperiodic localized phase. Here we analytically obtain the level spacing distribution of the quasiperiodic localized phase, and find that it deviates from Poisson statistics. Moreover, based on this level statistics, we derive the ratio of adjacent gaps and find that for a single sample, it is a $\delta$ function, which is in excellent agreement with numerical studies. Additionally, unlike disordered systems, in quasiperiodic systems, there are variations in the level spacing distribution across different regions of the spectrum, and increasing the size and increasing the sample are non-equivalent. Our findings carry significant implications for the reevaluation of level statistics in quasiperiodic systems and a profound understanding of the distinct effects of quasiperiodic potentials and disorder induced localization.
- Abstract(参考訳): レベル統計は、局在化物理学の探索において重要なツールである。
乱れた局所化相のレベル間隔分布はポアソン統計に従い、多くの研究が準周期的局所化相に自然に適用している。
ここで、準周期局所化位相のレベル間隔分布を解析的に取得し、ポアソン統計から逸脱することを示した。
さらに、このレベル統計に基づいて、隣接するギャップの比率を導出し、1つのサンプルに対して$\delta$関数であることが判明し、数値的な研究とよく一致している。
さらに、乱れたシステムとは異なり、準周期系では、スペクトルの異なる領域にまたがるレベル間隔の分布にばらつきがあり、サイズを増やしてサンプルを増やすことは等価ではない。
本研究は、準周期系におけるレベル統計の再評価と、準周期ポテンシャルと障害誘発局所化の異なる影響の深い理解に重要な意味を持つ。
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