論文の概要: Effect of antiprotons on hydrogen-like ions in external magnetic fields
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2407.02105v1
- Date: Tue, 2 Jul 2024 09:45:32 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-07-03 15:55:01.179440
- Title: Effect of antiprotons on hydrogen-like ions in external magnetic fields
- Title(参考訳): 外部磁場中における水素様イオンに対する反陽子の影響
- Authors: A. Anikin, A. Danilov, D. Glazov, A. Kotov, D. Solovyev,
- Abstract要約: 1つのアンチプロトンと1つの水素様イオンからなる準分子化合物について検討した。
2中心ポテンシャルを持つディラック方程式は、双対平衡有限基底集合法を用いて数値的に解かれる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: In the present work, quasi-molecular compounds consisting of one antiproton ($\bar{p}$) and one hydrogen-like ion are investigated: $\mathrm{He}^{+} - \bar{p}$, $\mathrm{Li}^{2+} - \bar{p}$, $\mathrm{C}^{5+} - \bar{p}$, $\mathrm{S}^{15+} - \bar{p}$, $\mathrm{Kr}^{35+} - \bar{p}$, $\mathrm{Ho}^{66+} - \bar{p}$, $\mathrm{Re}^{74+} - \bar{p}$, $\mathrm{U}^{91+} - \bar{p}$. For the calculations, the Dirac equation with two-center potential is solved numerically using the dual-kinetically balanced finite-basis-set method adapted to systems with axial symmetry (A-DKB). Adiabatic potential curves are constructed for the ground state of the above quasi-molecular compounds in the framework of the A-DKB approach. Calculations were also performed for the case of an external magnetic field (the field is taken into account non-perturbatively). Zeeman shifts of the quasi-molecular terms are obtained for a homogeneous magnetic field with a strength of the laboratory order (up to 100 Tesla) directed along the axis of the molecule.
- Abstract(参考訳): 本研究では、1つのアンチプロトン(\bar{p}$)と1つの水素様イオンからなる準分子化合物について検討する: $\mathrm{He}^{+} - \bar{p}$, $\mathrm{Li}^{2+} - \bar{p}$, $\mathrm{C}^{5+} - \bar{p}$, $\mathrm{S}^{15+} - \bar{p}$, $\mathrm{Kr}^{35+} - \bar{p}$, $\mathrm{Ho}^{66+} - \bar{p}$, $\mathrm{Re}^{74+} - \bar{p}$, $\mathrm{C}^{5+} - \bar{p}$
2中心ポテンシャルを持つディラック方程式は、軸対称系(A-DKB)に適応した双対平衡有限基底集合法を用いて数値的に解く。
上記の準分子化合物の基底状態に対して、A-DKBアプローチの枠組みで断熱ポテンシャル曲線を構築した。
また、外部磁場の場合の計算も行った(磁場は非摂動的に考慮される)。
準分子項のゼーマンシフトは、分子の軸に沿って方向付けられた実験室オーダー(最大100 Tesla)の強さを持つ均質磁場に対して得られる。
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