論文の概要: A Limit on the Power of Entanglement-Assistance in Quantum Communication
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2408.17290v2
- Date: Mon, 07 Oct 2024 15:36:52 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-10-08 13:11:55.213468
- Title: A Limit on the Power of Entanglement-Assistance in Quantum Communication
- Title(参考訳): 量子通信における絡み合い支援の限界
- Authors: Lasse H. Wolff, Paula Belzig, Matthias Christandl, Bergfinnur Durhuus, Marco Tomamichel,
- Abstract要約: 量子チャネル上での信頼性の高い通信の最適な速度は、事前に共有された絡み合いによって向上することができる。
長年の予想は、絡み合い支援された古典的容量と無支援の古典的容量の比が有限次元の設定で有界であると主張する。
ノイズの多いエンコーダとデコーダによる量子通信への応用について述べる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 7.366868731714772
- License:
- Abstract: The optimal rate of reliable communication over a quantum channel can be enhanced by pre-shared entanglement. Whereas the enhancement may be unbounded in infinite-dimensional settings even when the input power is constrained, a long-standing conjecture asserts that the ratio between the entanglement-assisted and unassisted classical capacities is bounded in finite-dimensional settings [Bennett et al., Phys. Rev. Lett. 83, 3081 (2002)]. In this work, we prove this conjecture by showing that their ratio is upper bounded by $o(d^2)$, where $d$ is the input dimension of the channel. An application to quantum communication with noisy encoders and decoders is given.
- Abstract(参考訳): 量子チャネル上での信頼性の高い通信の最適な速度は、事前に共有された絡み合いによって向上することができる。
入力電力が制約された場合でも、エンハンスメントは無限次元の設定では非有界となるが、長年の予想では、絡み合い支援された古典的容量と非補助的古典的容量の比は有限次元の設定[Bennett et al , Phys. Rev. 83, 3081 (2002)]で有界である。
この研究において、これらの比が$o(d^2)$で上界であることを示し、$d$がチャネルの入力次元であることを示す。
ノイズの多いエンコーダとデコーダによる量子通信への応用について述べる。
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