論文の概要: Unifying Two Notions of Nonlocality in Quantum Theory
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2009.04245v1
- Date: Wed, 9 Sep 2020 12:13:39 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-03 03:03:42.091290
- Title: Unifying Two Notions of Nonlocality in Quantum Theory
- Title(参考訳): 量子論における非局所性の2つの表記
- Authors: Shiladitya Mal, Aditi Sen De
- Abstract要約: 完全積基底が絡み合った状態を生成することは、全基底あるいはその部分空間がLOCC判別の過程で既約となる場合に限る。
絡み合った状態を持つ集合に対して、その量に応じて修正し、より非局所性の現象をより絡み合いの少ないものに説明できることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Ensembles containing orthogonal product states are found to be
indistinguishable under local operations and classical communication (LOCC),
thereby showing irreversibility in the preparation and distinguishing
processes, which is commonly known as nonlocality without entanglement. On the
other hand, correlations arising from incompatible measurements on entangled
states lead to Bell-nonlocality. We unify these two concepts from the change in
certain property incurred in the ensemble under a suitable global unitary
transformation. Specifically, we prove that under controlled-NOT (CNOT)
operation, a full product basis can create entangled states if and only if the
full bases or any subspace of it become irreducible in the process of LOCC
discrimination. The proposed criteria quantifies the amount of nonlocality
associated with the sets of product states which are even incomplete. For a set
having entangled states, we modify the quantity accordingly and show that it
can provide an explanation for the phenomena of more nonlocality with less
entanglement.
- Abstract(参考訳): 直交積状態を含むアンサンブルは、局所的な操作と古典的通信(locc)の下では区別できないことが判明し、これは、結合のない非局所性として一般に知られている準備と識別過程において不可逆性を示す。
一方、エンタングル状態の非相反的な測定から生じる相関はベル非局所性に繋がる。
我々は、この2つの概念を、適切な大域ユニタリ変換の下でアンサンブル中に生じるある性質の変化から統一する。
具体的には、制御NOT(CNOT)操作の下で、全積基底が絡み合った状態を生成することは、LOCC判別の過程で全基底またはその部分空間が既約となる場合に限る。
提案した基準は、不完全である積状態の集合に関連する非局所性の量を定量化する。
絡み合った状態を持つ集合に対して、その量に応じて修正し、より非局所性の現象をより絡み合いが少なく説明できることを示す。
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