論文の概要: Dynamical symmetrization of the state of identical particles

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2011.08839v2
• Date: Sat, 29 May 2021 15:56:49 GMT
• ステータス: 処理完了
• システム内更新日: 2023-04-23 21:23:19.000742
• Title: Dynamical symmetrization of the state of identical particles
• Title（参考訳）: 同一粒子の状態の動的対称性
• Authors: Armen E. Allahverdyan, Karen V. Hovhannisyan, David Petrosyan
• Abstract要約: そこで本研究では,空間的に分離された2つの同一粒子の独立源による状態対称性のモデルを提案する。 粒子同士が接近するにつれて、粒子衝突によって量子ジャンプが起こり、その区別性は消滅する。 同一粒子上で行った対称測定は、原理的に生成物と対称性のある状態とを区別できることを示す。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
• License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
• Abstract: We propose a dynamical model for state symmetrization of two identical particles produced in spacelike-separated events by independent sources. We adopt the hypothesis that the pair of non-interacting particles can initially be described by a tensor product state since they are in principle distinguishable due to their spacelike separation. As the particles approach each other, a quantum jump takes place upon particle collision, which erases their distinguishability and projects the two-particle state onto an appropriately (anti)symmetrized state. The probability density of the collision times can be estimated quasi-classically using the Wigner functions of the particles' wavepackets, or derived from fully quantum mechanical considerations using an appropriately adapted time-of-arrival operator. Moreover, the state symmetrization can be formally regarded as a consequence of the spontaneous measurement of the collision time. We show that symmetric measurements performed on identical particles can in principle discriminate between the product and symmetrized states. Our model and its conclusions can be tested experimentally.
• Abstract（参考訳）: 本研究では,空間的分離により生成する2つの同一粒子の状態対称性に関する動的モデルを提案する。 非相互作用粒子の対は、空間的分離によって原理的に区別できるため、最初にテンソル積状態によって記述できるという仮説を採用する。 粒子が互いに近づくと、粒子衝突によって量子ジャンプが起こり、2粒子状態の識別性を消去し、適切な(反対称性の)状態に投影する。 衝突時間の確率密度は、粒子のウェーブパケットのウィグナー関数を用いて準古典的に推定するか、適切な適応時間演算子を用いて完全に量子力学的考察から導かれる。 さらに、衝突時間の自発的な測定の結果、状態対称性を正式にみなすことができる。 同一粒子上で行った対称測定は、原理的に生成物と対称性のある状態とを区別できることを示す。 我々のモデルとその結論は実験的に検証できる。

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