論文の概要: Characterizing entanglement using quantum discord over state extensions
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2012.03835v3
- Date: Wed, 26 Jan 2022 16:37:44 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-21 20:54:22.542434
- Title: Characterizing entanglement using quantum discord over state extensions
- Title(参考訳): 状態拡張に対する量子不協和を用いた絡み合いのキャラクタリゼーション
- Authors: Chunhe Xiong, Sunho Kim, Daowen Qiu, Asutosh Kumar, Junde Wu
- Abstract要約: 状態拡大に対する不協和の最小バーズ距離は、絡み合いのバーズ距離と同値であることを示す。
相対エントロピー部分について、Devi と Rajagopal によって導入されたエントロピー測度が実際にエントロピーの相対エントロピーと等価であることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.217343824099138
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: We propose a framework to characterize entanglement with quantum discord,
both asymmetric and symmetric, over state extensions. In particular, we show
that the minimal Bures distance of discord over state extensions is equivalent
to Bures distance of entanglement. This equivalence places quantum discord at a
more primitive position than entanglement conceptually in the sense that
entanglement can be interpreted as an irreducible part of discord over all
state extensions. Based on this equivalence, we also offer an operational
meaning of Bures distance of entanglement by connecting it to quantum state
discriminations. Moreover, for the relative entropy part, we prove that the
entanglement measure introduced by Devi and Rajagopal [A. R. U. Devi and A. K.
Rajagopal, Phys. Rev. Lett. 100, 140502 (2008)] is actually equivalent to the
relative entropy of entanglement. We also provide several quantifications of
entanglement based on discord measures.
- Abstract(参考訳): 状態拡張に対する非対称および対称の量子不協和による絡み合いを特徴付ける枠組みを提案する。
特に、状態拡大に対する不協和の最小バーズ距離は、絡み合いのバーズ距離と同値であることを示す。
この同値性は、量子不協和をすべての状態拡大に対する不協和の既約部分と解釈できるという意味で、概念的には絡み合いよりも原始的な位置に置く。
この等価性に基づき、量子状態の識別と接続することで、絡み合いのバーズ距離の操作的意味も提供する。
さらに、相対エントロピー部分に対して、Devi と Rajagopal (A. R. U. Devi and A. K. Rajagopal, Phys. Rev. Lett. 100, 140502 (2008)) によって導入されたエントロピー測度が実際にエントロピーの相対エントロピーと同値であることを証明する。
また,不協和測度に基づく絡み合いの定量化についても述べる。
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