論文の概要: Use and misuse of variances for quantum systems in pure or mixed states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2303.05827v1
- Date: Fri, 10 Mar 2023 10:01:38 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-13 15:19:45.398505
- Title: Use and misuse of variances for quantum systems in pure or mixed states
- Title(参考訳): 純粋または混合状態における量子系の分散の利用と誤用
- Authors: Alain Deville, Yannick Deville
- Abstract要約: 量子力学において、2つの異なる準備された系が同じ密度演算子 rho で記述されている場合、それらは同じ量子状態にあると言われる。
50年以上にわたり、この仮定について合意が得られていない。
2011年の論文で、フラティーニとヘイラペティアンは、この仮定が不当であることを示した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.9746724603067647
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: As a consequence of the place ascribed to measurements in the postulates of
quantum mechanics, if two differently prepared systems are described with the
same density operator \r{ho}, they are said to be in the same quantum state.
For more than fifty years, there has been a lack of consensus about this
postulate. In a 2011 paper, considering variances of spin components, Fratini
and Hayrapetyan tried to show that this postulate is unjustified. The aim of
the present paper is to discuss major points in this 2011 article, and in their
reply to a 2012 paper by Bodor and Diosi claiming that their analysis was
irrelevant. Facing some ambiguities or inconsistencies in the 2011 paper and in
the reply, we first try to guess their aim, then establish results useful in
this context, and finally discuss the use or misuse of several concepts implied
in this debate.
- Abstract(参考訳): 量子力学の仮定で測定された結果として、2つの異なる準備された系が同じ密度作用素 \r{ho} で記述された場合、それらは同じ量子状態であると言われている。
50年以上にわたり、この仮定について合意が得られていない。
2011年の論文で、フレイティーニとハイラペティヤンはスピン成分のばらつきを考慮して、この仮定は不当であることを示した。
本論文の目的は,2011年の論文の要点を議論することであり,2012年のbodor と diosi による論文への回答の中で,それらの分析は無関係であると主張する。
2011年の論文で曖昧さや矛盾に直面すると、まずその目的を推測し、この文脈で有用な結果を確立し、最終的にこの議論で示唆されたいくつかの概念の使用や誤用について議論する。
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