論文の概要: Non-coherent evolution of closed weakly interacting system leads to
equidistribution of probabilities of microstates
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2402.14971v1
- Date: Thu, 22 Feb 2024 21:13:50 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-02-26 16:16:34.955446
- Title: Non-coherent evolution of closed weakly interacting system leads to
equidistribution of probabilities of microstates
- Title(参考訳): 閉弱相互作用系の非コヒーレント進化は、ミクロ状態の確率の分配をもたらす
- Authors: A.P. Meilakhs
- Abstract要約: マクロ量子系の非コヒーレント進化の概念を導入する。
弱い相互作用を持つ系では、このような進化は対称な連続時間マルコフ連鎖によって記述される。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We introduce a concept of non-coherent evolution of macroscopic quantum
systems. We show that for weakly interacting systems such evolution is
described by a symmetric continuous-time Markov chain. The non-diagonal
elements of its transition rate matrix can be found by Fermi's golden rule.
Such evolution is time-irreversible and leads to the equidistribution of
probabilities across every state of the system. Further, we search for time
dependence of mean values of occupation number of states and find that under
made assumptions it is governed by Boltzmann collision integral. In this
theory, the non-coherence is the mechanism that transforms time-reversible
unitary evolution into time-irreversible stochastic evolution. Thus we present
the possible solution for the famous time-arrow problem for weakly interacting
systems.
- Abstract(参考訳): 我々は、マクロ量子システムの非コヒーレント進化の概念を紹介する。
弱い相互作用系では、そのような進化は対称な連続時間マルコフ連鎖によって記述される。
遷移速度行列の非対角要素はフェルミの黄金則によって見ることができる。
このような進化は可逆的であり、システムのあらゆる状態にわたる確率の均等分布に繋がる。
さらに、状態の占有数の平均値の時間依存性を探索し、その仮定の下でボルツマン衝突積分によって支配されることを示す。
この理論では、非コヒーレンス (non-coherence) は時間可逆ユニタリ進化を時間可逆確率進化に変換するメカニズムである。
そこで,弱相互作用系に対する有名な時空問題の解法を提案する。
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