論文の概要: Overlap integral of stationary scattering states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2406.03595v1
- Date: Sun, 21 Apr 2024 11:57:22 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-07-01 08:10:07.873903
- Title: Overlap integral of stationary scattering states
- Title(参考訳): 定常散乱状態のオーバーラップ積分
- Authors: Kenzo Ishikawa, Yuya Nishio,
- Abstract要約: 有限幅のポテンシャルにおける散乱状態の重複積分は、それらの振舞いで表される。
非対角項は存在せず、異なるエネルギーを持つ状態の重畳は孤立粒子を表す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The overlap integrals of scattering states in potentials of finite widths are expressed with their asymptotic behaviors and those of energies $E_1$ and $E_2$ consist of diagonal terms that are proportional to $\delta(E_1-E_2)$ and nondiagonal terms. Owing to the composition of nondiagonal terms, superpositions of stationary states have time-dependent norms and finite probability currents. These do not represent isolate states. In various exceptional potentials and in free theory, nondiagonal terms do not exist, and the superpositions of states with different energies represent isolate particles that exactly describe scattering processes.
- Abstract(参考訳): 有限幅のポテンシャルにおける散乱状態の重複積分はその漸近挙動で表され、エネルギー$E_1$と$E_2$は、$\delta(E_1-E_2)$と非対角項に比例する対角項からなる。
非対角項の合成により、定常状態の重ね合わせは時間依存ノルムと有限確率電流を持つ。
これらは孤立した状態を表すものではない。
様々な例外ポテンシャルや自由理論において、非対角項は存在せず、異なるエネルギーを持つ状態の重畳は散乱過程を正確に記述した孤立粒子を表す。
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