論文の概要: Universal quantum theory contains twisted logic
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2409.20480v1
- Date: Mon, 30 Sep 2024 16:40:58 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-10-02 06:50:32.267885
- Title: Universal quantum theory contains twisted logic
- Title(参考訳): 普遍量子論はツイスト論理を含む
- Authors: Francesco Atzori, Enrico Rebufello, Maria Violaris, Laura T. Knoll, Abdulla Alhajri, Alessio Avella, Marco Gramegna, Chiara Marletto, Vlatko Vedral, Fabrizio Piacentini, Ivo Pietro Degiovanni, Marco Genovese,
- Abstract要約: ハイゼンベルクの不確実性原理は、連続した非互換な測定結果に関する論理的推論をまとめることの不可能性につながる。
この非自明な論理構造を見越すことが、単一の測定で非直交状態を区別する誤った可能性をもたらすことを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Quantum theory is notoriously counterintuitive, and yet remains entirely self-consistent when applied universally. Here we uncover a new manifestation of its unusual consequences. We demonstrate, theoretically and experimentally (by means of polarization-encoded single-photon qubits), that Heisenberg's uncertainty principle leads to the impossibility of stringing together logical deductions about outcomes of consecutive non-compatible measurements. This phenomenon resembles the geometry of a Penrose triangle, where each corner is locally consistent while the global structure is impossible. Besides this, we show how overlooking this non-trivial logical structure leads to the erroneous possibility of distinguishing non-orthogonal states with a single measurement.
- Abstract(参考訳): 量子論は直観に反し悪名高いが、普遍的に適用しても完全に自己整合的である。
ここでは、その異常な結果の新しい徴候を明らかにする。
理論上、(偏光符号化された単一光子量子ビットを用いて)実験的に、ハイゼンベルクの不確実性原理は連続した非互換の測定結果に関する論理的推論を紐付けることができないことを実証する。
この現象はペンローズ三角形の幾何学に似ており、各角は局所的に一貫し、大域構造は不可能である。
これに加えて、この非自明な論理構造を見越すことが、単一の測定で非直交状態を識別する誤った可能性をもたらすことを示す。
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