論文の概要: Efficient nonlinear witnessing of non-absolutely separable states with
lossy detectors
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2105.06394v1
- Date: Thu, 13 May 2021 16:18:47 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-31 06:23:41.263019
- Title: Efficient nonlinear witnessing of non-absolutely separable states with
lossy detectors
- Title(参考訳): 損失検出器を用いた非絶対分離状態の効率的な非線形観察
- Authors: Ayan Patra, Shiladitya Mal, Aditi Sen De
- Abstract要約: 絡み合った状態は、様々な量子情報処理タスクの不可欠な部分である。
いかなる大域的ユニタリ演算の下でも絡み合うことができない絶対分離状態は、資源理論の観点からは役に立たない。
ここでは, 非線形目撃者演算子が, 線形アナログ上での絶対分離不能な状態の検出において, 大幅な改善をもたらすことを報告する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0/
- Abstract: Entangled states are undoubtedly an integral part of various quantum
information processing tasks. On the other hand, absolutely separable states
which cannot be made entangled under any global unitary operations are useless
from the resource theoretic perspective, and hence identifying non-absolutely
separable states can be an important issue for designing quantum technologies.
Here we report that nonlinear witness operators provide significant
improvements in detecting non-absolutely separable states over their linear
analogs, by invoking examples of states in various dimensions. We also address
the problem of closing detection loophole and find critical efficiency of
detectors above which no fake detection of non-absolutely separable
(non-absolutely positive partial transposed) states is possible.
- Abstract(参考訳): 絡み合った状態は、間違いなく様々な量子情報処理タスクの不可欠な部分である。
一方で、いかなる大域的なユニタリ操作でも絡み合うことができない絶対分離状態は資源理論の観点からは役に立たず、従って非絶対分離状態を特定することは量子技術を設計する上で重要な問題となる。
本稿では,非線形証人演算子が線形アナログに対する非絶対分離状態の検出において,様々な次元の状態の例を呼び出すことにより有意な改善をもたらすことを報告する。
また, 検出ループを閉鎖する問題に対処し, 非絶対分離性(非絶対正部分転位)状態の偽検出が不可能な検出器の臨界効率を求める。
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