論文の概要: WKB approach to the gravity-matter dynamics: a cosmological implementation

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2110.04617v1
• Date: Sat, 9 Oct 2021 17:32:39 GMT
• ステータス: 処理完了
• システム内更新日: 2023-03-11 23:08:11.111731
• Title: WKB approach to the gravity-matter dynamics: a cosmological implementation
• Title（参考訳）: 重力・物質力学へのwkbアプローチ:宇宙論的実装
• Authors: Giulia Maniccia, Giovanni Montani
• Abstract要約: 本稿では,重力・物質系の量子化のための異なるモデルを提案する。 時間パラメータは、量子物質の時計として働く運動力学的作用という追加の項によって定義される。 WKB展開で、物質の力学に対する量子重力補正は次の次の展開の順序で起こることが示され、そのような寄与はユニタリである。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
• License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
• Abstract: The problem of time emerging in the canonical quantization procedure of gravity signals a necessity to properly define a relational time parameter. Previous approaches, which are here briefly discussed, make use of the dependence of the quantum system on semiclassical gravitational variables in order to define time. We show that such paths, despite the following studies, lead to a non-unitary evolution. We propose a different model for the quantization of the gravity-matter system, where the time parameter is defined via an additional term, i.e. the kinematical action, which acts as a clock for quantum matter. The procedure here used implements a Born-Oppenheimer-like separation of the system, which maintains covariance under the foliation of the gravitational background and keeps the correct classical limit of standard quantum field theory on a fixed background. It is shown with a WKB expansion that quantum gravity corrections to the matter dynamics arise at the next order of expansion, and such contributions are unitary, signalling a striking difference from previous proposals. Applications to a cosmological model are presented and the analogies of the kinematical term with an incoherent dust are briefly discussed.
• Abstract（参考訳）: 重力の標準量子化手順に現れる時間の問題は、関係時間パラメータを適切に定義する必要性を示唆する。 ここで簡単に論じる以前のアプローチでは、時間を定義するために半古典的重力変数への量子システムの依存を利用する。 以下の研究にもかかわらず、そのような経路が非単体進化につながることを示す。 そこで,重力・物質系の量子化のための異なるモデルを提案し,時間パラメータを付加項,すなわち量子物質の時計として働く運動的作用によって定義する。 ここで用いられる手順はボルン・オッペンハイマーのようなシステム分離を実装し、重力背景の葉の下で共分散を維持し、標準量子場理論の正しい古典的極限を固定背景に保持する。 wkb展開により、物質力学に対する量子重力補正は次の展開の順序で生じることが示され、そのような寄与はユニタリであり、これまでの提案とは大きく異なる。 宇宙論モデルへの応用を概説し,不整合塵を用いた運動学用語の類似性について概説した。

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