論文の概要: Joint measurements through quantum broadcasting
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2207.03226v1
- Date: Thu, 7 Jul 2022 11:15:08 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-06 07:09:09.457816
- Title: Joint measurements through quantum broadcasting
- Title(参考訳): 量子放送による共同計測
- Authors: Erkka Theodor Haapasalo
- Abstract要約: 本研究では,入力量子状態とブロードキャストチャネルの2つの出力の局所的な測定を行った後,入力量子状態とブロードキャストチャネルとの同時計測について検討した。
しかし、完全な放送やクローン化が不可能なため、このスキームは全ての量子可観測器に対して完全な関節可観測器を生成することはできない。
局所的シャープ観測可能量に対しては、目的の関節観測可能量が局所的シャープ観測可能量のテンソル積に支配される限り、これは常に可能である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We study generating joint measurements by operating on the input quantum
state with a broadcasting channel followed by local measurements on the two
outputs of the broadcasting channel. Although, due to perfect broadcasting or
cloning being impossible, this scheme cannot generate perfect joint observables
for all pairs of quantum observables, we study for what intended joint
observables and local measurements this procedure can be carried out. For local
sharp observables this is always possible as long as the intended joint
observable is dominated by the tensor product of the local sharp observables.
This result excludes the case of joint measurements of continuous sharp
observables with themselves which we indeed show to be impossible to be
generated through broadcasting. We also derive necessary and sufficient
conditions for the success of the broadcasting scheme for local noisy
observables and intended joint observables which are easily checked when the
local observables are convex mixtures of sharp observables and white noise. We
also study broadcasting of local fuzzy observables in the presence of
symmetries. Finally we introduce the scenario of measuring joint observables
where we have access to broadcasting, local measurements and post-processing
and characterize the most resourceful local measurements in this setting.
- Abstract(参考訳): ブロードキャスティングチャネルと入力量子状態の操作と,ブロードキャスティングチャネルの2つの出力の局所的な測定との共同測定について検討した。
完全放送やクローン化が不可能なため、この方式では全ての量子可観測物に対して完全関節可観測物を生成することはできないが、目的の関節可観測物と局所的な測定方法について検討する。
局所的シャープ観測可能量に対しては、目的の関節観測可能量が局所的シャープ観測可能量のテンソル積に支配される限り、これは常に可能である。
この結果から, 連続的鋭い観測物とそれ自身との連成測定を除外し, 放送による生成が不可能であることが判明した。
また、局部観測器が鋭い観測器と白色雑音の混合である場合に容易にチェックできる、局部観測器と意図された合同観測器の放送方式を成功させるための必要十分条件を導出する。
また, 局所ファジィ観測装置の放送について, 対称性の有無について検討した。
最後に,ブロードキャストやローカル計測,ポスト処理へのアクセスが可能なジョイントオブザーバブルの測定シナリオを紹介し,この設定でもっともリソースの多いローカル計測を特徴付ける。
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