論文の概要: Entanglement and entropy in multipartite systems: a useful approach
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2307.05205v2
- Date: Thu, 15 Feb 2024 14:08:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-02-17 00:01:40.323485
- Title: Entanglement and entropy in multipartite systems: a useful approach
- Title(参考訳): 多部系における絡み合いとエントロピー : 有用アプローチ
- Authors: A. Bernal, J. A. Casas and J.M. Moreno
- Abstract要約: 本稿では,特に有用な形で再表現されたコンカレンスベクトルの概念が,新たな洞察と計算ツールを提供する方法を示す。
このアプローチはまた、汎用多部系における真の絡み合いに対する十分な条件を導出するのにも有用である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Quantum entanglement and quantum entropy are crucial concepts in the study of
multipartite quantum systems. In this work we show how the notion of
concurrence vector, re-expressed in a particularly useful form, provides new
insights and computational tools for the analysis of both. In particular, using
this approach for a general multipartite pure state, one can easily prove known
relations in an easy way and to build up new relations between the concurrences
associated with the different bipartitions. The approach is also useful to
derive sufficient conditions for genuine entanglement in generic multipartite
systems that are computable in polynomial time. From an entropy-of-entanglement
perspective, the approach is powerful to prove properties of the Tsallis-$2$
entropy, such as the subadditivity, and to derive new ones, e.g. a modified
version of the strong subadditivity which is always fulfilled; thanks to the
purification theorem these results hold for any multipartite state, whether
pure or mixed.
- Abstract(参考訳): 量子エンタングルメントと量子エントロピーは、多部量子系の研究において重要な概念である。
本稿では,特に有用な形で再表現された共起ベクトルの概念が,両者の分析に新たな洞察と計算ツールを提供する方法を示す。
特に、このアプローチを一般的な多部純状態に対して用いることで、既知の関係を容易な方法で証明し、異なる二部分割に関連付けられた共起関係を新たに構築することができる。
この手法は多項式時間で計算可能な一般多部系における真の絡み合いの十分な条件を導出するのにも有用である。
エントロピー・オブ・エンタングルメントの観点から、このアプローチは、サブ加法のような tsallis-$2$ のエントロピーの性質を証明し、新しいもの(例えば、常に満たされる強部分加法の改良版)を導出するために強力である。
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