論文の概要: All genuinely entangled stabilizer subspaces are multipartite fully
nonlocal
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2312.08757v1
- Date: Thu, 14 Dec 2023 09:09:10 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-12-15 23:12:43.421700
- Title: All genuinely entangled stabilizer subspaces are multipartite fully
nonlocal
- Title(参考訳): すべての真に絡み合った安定化部分空間は多重部分完全非局所である
- Authors: Owidiusz Makuta and Remigiusz Augusiak
- Abstract要約: 真に絡み合った部分空間上で定義される混合安定化状態が完全非局所であることを示す。
また、すべての純状態が真に非局所であるような、マルチキュービットヒルベルト空間における真の非局所部分空間の最初の例も紹介する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Understanding the relationship between entanglement and Bell nonlocality is
one of the long-lasting open problems in quantum physics which is important
both from the fundamental and application points of view. In particular, while
both entanglement and Bell nonlocality are key resources in quantum
information, the latter appears to be a stronger one because it allows for
information processing in the device-independent framework in which the players
need not trust their devices. Thus, understanding which entangled states give
rise to Bell nonlocality and thus are resourceful in this framework is an
important and interesting task. Here we establish the equivalence between
genuine entanglement and genuine nonlocal for a broad class of multipartite
(pure and mixed) states originating from the stabilizer formalism. In fact, we
demonstrate a much stronger result that any (mixed) stabilizer state defined on
a genuinely entangled subspace is multipartite fully nonlocal meaning that it
gives rise to correlations that have no contribution coming from local hidden
variable models of any type. We thus also introduce the first examples of
genuinely nonlocal subspaces in multiqubit Hilbert spaces in which every single
pure state is genuinely nonlocal.
- Abstract(参考訳): 絡み合いとベル非局所性の関係を理解することは、基礎と応用の両方の観点から重要な量子物理学における長く続くオープン問題の一つである。
特に、エンタングルメントとベルの非局所性は量子情報において重要な資源であるが、プレイヤーがデバイスを信頼する必要のないデバイス非依存のフレームワークで情報処理を可能にするため、後者はより強力なものと思われる。
したがって、どの絡み合った状態がベル非局所性をもたらすかを理解することは重要かつ興味深い課題である。
ここでは、安定化形式から派生した多元状態(純粋な混合状態)の広いクラスに対して、真の絡み合いと真の非局所状態の等価性を確立する。
実際、真に絡み合った部分空間上で定義された任意の(混合された)安定化状態が多重非局所的であり、それが任意の型の局所的な隠れ変数モデルから寄与しない相関をもたらすことを示す。
したがって、すべての純状態が真に非局所であるような実非局所部分空間の最初の例も導入する。
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