論文の概要: Approximation of multipartite quantum states: revised version with new
applications
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2401.02388v1
- Date: Thu, 4 Jan 2024 17:59:01 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2024-01-05 14:19:04.544923
- Title: Approximation of multipartite quantum states: revised version with new
applications
- Title(参考訳): 多成分量子状態の近似:新しい応用による修正版
- Authors: M.E.Shirokov
- Abstract要約: 有限エネルギーを持つ任意の多部状態に対して、$pi$-絡み合いの相対エントロピーの定義における無限小は有限エネルギーを持つ有限分解可能な$pi$-分離状態の集合に乗じることができることを示す。
また、有限エネルギーを持つ任意の多部状態に対して、$pi$-エンタングルメントの相対エントロピーの定義における無限小は有限エネルギーを持つ有限分解可能な$pi$-分離状態の集合に乗じることができることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Special approximation technique for analysis of different characteristics of
states of multipartite infinite-dimensional quantum systems is proposed and
applied to the study of the relative entropy of $\pi$-entanglement and its
regularisation.
In particular, by using this technique we obtain simple sufficient conditions
for local continuity (convergence) of the regularized relative entropy of
$\pi$-entanglement.
We establish a finite-dimensional approximation property for the relative
entropy of entanglement and its regularization that allows us to generalize to
the infinite-dimensional case the results proved in the finite-dimensional
settings.
We also show that for any multipartite state with finite energy the infimum
in the definition of the relative entropy of $\pi$-entanglement can be taken
over the set of finitely-decomposable $\pi$-separable states with finite
energy.
- Abstract(参考訳): 多元系無限次元量子システムの状態の異なる特性を解析するための特別な近似手法を提案し, $\pi$-entanglement の相対エントロピーとその正規化の研究に適用した。
特に、この手法を用いることで、正規化相対エントロピーの局所連続性(収束性)に対して$\pi$-絡み合いの単純な十分条件が得られる。
エンタングルメントの相対的エントロピーとその正規化に対する有限次元近似性を確立し、有限次元の設定で結果が証明された無限次元の場合を一般化する。
また、有限エネルギーを持つ任意の多部状態に対して、$\pi$-エンタングルメントの相対エントロピーの定義における無限小は有限エネルギーを持つ有限分解可能な$\pi$-セパブル状態の集合に乗じることができることを示す。
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