論文の概要: On the equivalence between SAPPT and SAS states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2411.16461v1
- Date: Mon, 25 Nov 2024 15:06:52 GMT
- ステータス: 翻訳完了
- システム内更新日: 2024-11-26 14:19:54.999823
- Title: On the equivalence between SAPPT and SAS states
- Title(参考訳): SAPPTとSAS状態の等価性について
- Authors: Jonathan Louvet, Eduardo Serrano-Ensástiga, Thierry Bastin, John Martin,
- Abstract要約: 絶対分離状態 (AS) と絶対正部分転位状態 (APPT) の同値性は、一般に量子エンタングルメント理論において未解決の問題である。
SAPPT状態は、明示的な反例を提供することにより、常に対称的に分離可能であるとは限らない。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License:
- Abstract: The equivalence between absolutely separable (AS) states and absolutely positive partial transposed (APPT) states in general remains an open problem in quantum entanglement theory. In this work, we study an analogous question for symmetric multiqubit states. We show that SAPPT states (symmetric states that remain PPT after any symmetry-preserving unitary evolution) are not always symmetric absolutely separable (SAS) by providing explicit counterexamples. More precisely, we construct a family of entangled 5-qubit SAPPT states. Similar counterexamples for larger odd numbers of qubits are identified.
- Abstract(参考訳): 絶対分離性(AS)状態と絶対正部分転位(APPT)状態との同値性は、一般に量子絡み合い理論において未解決の問題である。
本研究では,対称多ビット状態に対する類似問題について検討する。
我々は、SAPPT状態(対称性保存ユニタリ進化の後、PPTのままである対称状態)が、明示的な反例を提供することで、常に対称絶対分離性(SAS)であることを示す。
より正確には、絡み合った5量子SAPPT状態の族を構築する。
より大きな奇数の量子ビットに対する同様の反例が同定される。
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